アガパンサスの花が咲いた

 
 柴犬レオの命日のころ毎年咲くのはアガパンサスの花。命日の6月15日前後からその数日後の間に咲く。
 おおきなひとつのつぼみからたくさんの花のつぼみがほどけて、さらにそのたくさんのつぼみがいっせいにではなく徐々に花開く。
 梅雨の時期と開花が重なる花だが不思議なことにアガパンサスと雨はわたしの中であまり結びついていない。雨と結びついている花は鉄砲百合と紫陽花である。
 今日、駐車場の後ろに置いた鉢植えのアガパンサスが花開いたのを見て、4年前柴犬レオが死んだ後、この花が開いたのを思い出した。
 昨日は梅の収穫などの疲れが残っていたのだろうか。夜は早めに眠りについたが朝4時半ごろ目が覚め、一度起きて新聞をとってきてからまた眠ってしまった。次に起きたのは7時半ごろでこの時間まで眠っているのは珍しい。
 午後から昨日もいだ梅を洗ったり、ヘタをとって下ごしらえ。ホワイトリカーと氷砂糖で梅酒を一壜漬けた。完熟し傷んだところがある梅は種を取って細かく刻み鍋に入れ、グラニュー糖を入れた。梅の分量の50%から100%の分量の砂糖を使うとインターネットに見つけたレシピにあったので、70%ほどのグラニュー糖を入れた。煮詰めるのは夕食後の仕事にしたい。


 暦みて咲く日決めたるやわが庭にアガパンサスが今年も咲きつ

 むらさきの花火を開きわが犬の逝きしこと告ぐるアガパンサス

 愛犬の命日忘れ胸よどむ陽を浴びるあぢさゐの葉

 掃き出しの窓から庭を横切るもの見る窓辺に走れど見へず



アガパンサスはたくさんの花が集まって咲く


 
テンダーピンクという名が付いたダリア
この花もレオの命日の頃に咲く