午前中は小雨交じりの天気でいつの間にか雨が上がった。午後は雲が空を覆っていたが少しづつ青空がひろがった。夕方近くまだ明るい東空に月がぽっかりと顔を出した。
今日はというか今日もいうか、朝の散歩と午後の買い物以外はずっと家にいた。
明日の歌会の準備で、送られていたみなさんの歌から5首を選ぼうと炬燵に入って歌を読んだがなかなか選べない。いい歌が多すぎて選べないというよりわたしがいいと思う歌があまりなくて選べない。2首いい歌があるがこれは先生の歌に違いない。先生の歌を2首選ぶのは少し抵抗があるので1首にしたい。すると他2首はすんなり選んだがあと2首が選べない。
時間をおいて送られてきた歌に目を通しこんどはすんなり選べた。
夕方近く庭に出て、花壇に植えた宿根草ミソハギやエキナセア、カラミンサの枯れた茎や葉っぱを根元近くから切り取った。春になり新芽が出るとき陽当たりを悪くするから。
庭に置いたメダカの水甕の1つは数匹のメダカが上に浮かんできて確認できるがもうひとつはまったく姿が見えない。もしかしたら寒さでどうにかなってしまったかと心配している。
ただひとつ寒の庭に残りたる柘榴の割れ目大きくなりぬ
寒の入り庭の椿も様子見につぼみ固く閉ざしたり
少しでも長くという願いわが犬はふりきるやうに旅立てり
地下深く春の気配を感じおるか花サフランの青き芽のぞく
蝋梅のつぼみひとつ見て蝋梅の木と気づけり愛犬おりし頃