2017年の年賀状を作った

 昨日、年賀状用にこの春に撮影した写真を見ながら絵を描いた。4月の庭に咲いた青紫色のクレマチスの絵をひとつだけ大きく描いた。
 今日はその絵をプリンタ―付属のスキャナーでスキャンしてパソコンに取り込み、筆ぐるめで年賀状の裏面を作成した。
 筆ぐるめを使うのは年に一回か2回くらいなのでいつも初めて使うようにスムーズにいかないが、今日はけっこうらくらくと作ることができた。余裕があるためか印刷のときに色の補正をあれこれしてみたが、あまり思ったような色がでない。水彩色鉛筆で色づけしたクレマチスは鮮やかではあるが落ち着いた色合いなのに印刷すると色合いが濃く強くでる。あまり強い色調は好きでないのでいろいろ試してもほとんど変わらないのでこんなものかと妥協した。
 クレマチスの年賀状は年が明けてからアップロードするつもり。ブログを見てくれる方のなかには年賀状を送る人もいるかもしれず、年賀状を先に見てしまってはおもしろくないだろうと思うから。
 老犬ももこが他界して来週月曜で4か月になる。わが家で暮らした時間があまりに短いのでももこが可哀そうになる。ももこはいなくなったけれど、ももこがまだこの家にいるようにふるまうことがある。むなしいといえばむなしいが、わたしの心の中に住むももことしばらくこの家で暮らしたい。いまでも、ももこは家族なんだよと言ってあげたい。
  
 冬至の翌朝の空明るむが早くなりぬと心なし思ふ
  
 ピンバッジのごと月影がはりつき薄雲たなびく平穏な朝

 師走にさくら咲くころのあたたかさ戸惑っておるらむ桜も

 極月に思わぬ春のあたたかさ花のつぼみふくらむなと念ず