北風が吹いて炬燵に入って眺める庭が寒々しく見える。
週末2日続けて外出したので今日は家でのんびりすることに。疲れがたまってあんまり動きたくない。
お昼前に庭に出て花壇に植えた千日紅を根っこごと引き抜いた。そろそろ花壇の植え替えが最終段階にさしかかったが今日は土を掘り起こしたり植えたりの作業はできそうもない。植えなければいけない苗はまだたくさんあるが元気な時ならたやすくできるのであせってはいない。
居間から眺める庭には葉を落とし始めた木槿の枝が風に揺られている。これも年内に切らないといけないな。いつもなら時間があればすぐ庭に出て剪定鋏を持って切るのだが今日は身体が重くてやる気がでないのである。
短歌を詠んでみた。
聴きなれし雨戸の開け閉めの音ことさらに耳傾ける日あり
夢のなか自由に駆ける愛犬よこの世の続きを生きているように
老犬の死に向かいゆく苦しみにしてやれること少なきを思ふ
極東の島の片隅にヒヤシンス植えし花壇が春を待ちおり
疲れたから今日は家で休みます 老犬ももこが寄り添いくれる
赤色のひびが入った柘榴の実振り子のように揺れ止まらない