午前中は時々雨、夕方から台風一過の晴れ間

 早朝は曇りで、老犬ももこの短い散歩の後、わたしひとりだけで散歩に出た。といっても近くのお寺まで。お盆のために供えた花の半分は痛んでいたので取り除き、元気な花だけを花立に戻した。
 墓石や墓碑の文字の部分に苔が生えていたので、掃除をしないといけないなと思いつつ、家に帰った。   
 雨が降っていない時間、庭に出て花が終わった紫陽花の剪定をはじめた。紫陽花はそれほど剪定が大変ではない。枝先を切っていくだけ。花が咲かなくてもよければかなり短く切れる。混み合っている枝、細すぎる枝は枝元から切って、全体をすっきりさせる。紫陽花を3本、他に桑の木や名前のわからない雑木を何本か剪定した。切った枝を束ね、ゴミ袋に入れ終わった頃、大粒の雨が降り始めた。柿の葉が雨を遮ってくれるが急いで家に入った。
 午後は急に眠くなり、老犬ももこと同じ部屋で昼寝した。深い水の底から浮かび上がったような感じで目が覚めた。ガラス戸の向こうは陽射しが出ていた。しばらく起きないで横たわっていた。明け方見た夢のことがひっかかっている。親切そうな女の人に教えてもらいなが、わたしは夢の中で自分の腕に自分で注射をしている。太い注射だった。わたしは夢の中で何かの病気でそのために自分で注射をする必要があるみたいだった。こんな夢を見たのは初めてだったので、インターネットで検索してみると、夢の解釈が出ていた。注射をされる夢は、誰かに強要されていることを意味するらしい。友だちに注射をされるときは、友だちに何かを強要され、そのストレスを感じている。
 だがわたしの夢は自分で自分にしているのでどう解釈すればいいのか。もしかしたらそばにいた親切そうな女の人が強要している人かもしれない。思いあたることがあるといえばある。前日、友だちとある知人の二人に、イラッとすることがあった。それはその日のことだけでなく、積み重なったものがあり、それが表面に出ただけであった。わたしはその積み重なりに自分のを圧迫する何かを感じて、夢というサインを出したのだろうか。
 その二人との人間関係というか、関わり合いを見直す、いいきっかけかもしれない。

イングリッシュラベンダー
蒸し暑い気候が嫌いなのに健気

大輪のダリアが咲いた
’テンダーピンク’という名をもつ
柴犬レオがこの家を去るとき、このダリアが見送ってくれた

午前中、和室でくつろぐももこ
今日の日中はずっと、この部屋で眠った