今日は明治神宮歌会へ

 日中は寒さがやわらいだ一月最後の日曜日。睦月も後6日を残すだけとなった。
 今日は今年最初の明治神宮歌会なので、10時過ぎに家を出る。JR表参道駅を降り、細かい砂利を敷き詰めた参道を歩いて社務所へ。
 今回の当座〈お題)は「節」で、講師の方は栗木京子さん。歌集をいくつか読ませていただき、好きな歌人の方なので楽しみにして来た。
 たまたま隣の席になった方に「ここにはいつ頃からいらしていますか」とわたしが聞いたことから、会話が始まり、この方は初めて出席するとのこと。ただ、明治神宮の献詠歌に応募して特選に選ばれたとの話なので、よい歌を詠まれるようだ。
 11時過ぎに会場に着き、前に置いた黒板に書かれた当座を見て短歌を作り、提出したのが12時過ぎ。
 こんな歌である。
「節分の豆まくそばで老犬は掃き出し窓より鬼に合わせ落つ」
 ユーモアがあっていい。佳作にしたい歌と言われたが、佳作には選ばれなかった。下2句の字余りが気になると言われた。
 柴犬レオの歌を詠むことで、レオといっしょに、歌が少しづつでもうまくなればいい。もちろん、他の歌も読むけれど。
 こんな歌も作った。
「花少ない季節にありて蝋梅は透いた黄色の香りを放つ」
「節分の豆が好きなり父母(ちちはは)はまくより食べて長生きしけり」

事態は急変した。かなり早い対応が必要。無事に解放されることを願っています。


花芽をいっぱいつけたソメイヨシノの枝の向こうに三日月が出た
世界中どこでも夜を迎えれば、月は同じように見えるのだろうか