柴犬レオが夢に出てきた

 朝は冷え込んだが、霜柱の出方を見るとそんなに厳しくない。零下近くになると、柿の木のある裏庭までバリバリに霜柱が立つが今日はそこまではいかなかった。駐車場の後ろの風があたる場所と広い花壇は土が盛り上がって凍り付いている。 
 昨日は年賀状を30枚近く書いたら、目が痛くなった。暖かい蒸しタオルを目に当て何回か繰り返してだいぶ楽になったが、一日10枚くらい書くのがちょうどよさそうだ。
 夢に亡くなった柴犬レオが出てきたが、レオが夢に出てきたという記憶だけでどういうシチュエーションで出てきたのか覚えていない。霧の向こうに夢がおぼろに漂っている、そんなつかみどころのない感じだ。ただ、晩年のレオが出てきたことだけは覚えている。夢の中でわたしは身体が不自由なレオを見て,「あ、レオがいる!」と驚き、心配そうに見守っていた。
 目覚めて、レオが余韻となって残っている。現実のわたしは夢が引き金となりレオの晩年をありありと思い出し、切なくなった。覚束なく歩いているレオをもう一度抱きしめてあげたい。
午前中は予約した本を取りに車で図書館に行き、その帰り、駅前に寄りいくつかの買い物をした。家に帰り、年賀状を10枚書いて残り10枚あまりととなった。
 空いている駐車場をお隣さんに貸したお礼といって、娘さんの家の庭で採れた小粒のグレープフルーツを5つほど持ってきてくれた。レモンや柚子くらいの大きさで果実は固く、あまりおいしそうではない。どうやって食するか名案もないのでとりあえず絵を描いた。


小さなグレープフルーツを油性色鉛筆で描いた
果皮はなめらかでつるつる、よく見ると小さなドット模様があり、グレープフルーツの特徴を備えている
絞って果汁を何かに使うか、ジャムにしてみるか