今年最後のいけ花教室へ

 始まりがあれば終わりがある。いろいろな今年最後があり、2014年という一冊の本の残りが少なくなってきたことを思う。
 今年最後の生け花教室に午後から足を運んだが、最近ではいちばん生徒さんの人数が多かった。花材はお正月用の花でいつもより価格が割高となっている。若松2本、千両1本、黄色のオンシジューム2本、葉ボタン2本、金柳1本。金柳は枝先を丸く束ねて使った。
 与えられた花材で生けることにだいぶ慣れてきたし、きれいな形を作り上げることができるようになったが、それだけでは物足りなくなってきた、そういう一年だった。ではどうしたいのかというとそれもあまりない。ゆるい感じで生け花を楽しむほうがいいと思う気持ちがあるから。自分で選んだ花材を活けてみたい、庭に咲く花木や草花、木の枝を使って活けてみたいという気持ちはある。椿の季節が来たら、椿を活けてみよう。


金色に着色した柳の枝を活ける位置を先生に手直しされ、枝を丸く束ねる方法を先生に教わった
最初は後ろの端に活けたが先生は真ん中に直された