本格的な冬が来た。お昼前に車でホームセンターに行き、その足で八雲中央図書館に行った。昨年、柴犬レオが亡くなった後、よくこの図書館に通ったものだ。レオがいる頃、図書館に車でいっしょに行き、用事がすむと周囲の敷地を散歩した。その記憶をたどる様に足しげく通った。
だがいつの間にか足が遠のいた。本を借りるのはより近い図書館を利用するようになった。今日は半年ぶりくらい。本を一冊借りた後、地下の駐車場から外に出た。レオがいる時は車の中に待たせて、用事がすむと車から降ろして地上に出た。その時と同じようにした。同じ散歩コースを歩いた。
レオといっしょにここに来た回数より一人で来た回数のほうが何倍も多くなっている。記憶が上書きされているので、レオがいた頃の記憶と、レオがいなくなってから一人で来た時の記憶が重なり、時間が過ぎていくことを思った。昨年、ここに来た時より、寂しさが増している。レオがいた時間が遠ざかっていく、その寂しさにちがいない。
足早に歩いた。一度後ろを振り返った。いっしょに歩いていた時の幻でも見えるかと思って。
家に帰り、遅い昼食をとり、夕方近くになって、もう一つの図書館に車で行った。こちらは返却する本が５〜６冊あるので、返すためと新たに予約した本を受け取るためである。
２株植えたガーデンシクラメンの片方が萎れてきたので、
ピンク色のプリムラ・ジュリアンを植え替えた
明日の朝は１度くらいまで下がるらしいので、霜よけの不織布を上からかぶせた
駅前に６０年以上あった古木のソメイヨシノの切り株
駅前のソメイヨシノの古木は４〜５本あり、伐採した後に新しい桜の木（写真の左）が植えられていた
樹高が高いので、樹齢１０年くらいか
右の木はソメイヨシノで比較的新しく植えられた
