棕櫚の木が何ものかにむしられた

 昨日に引き続き、疲れを感じて休養した。昨日より雲が多く、風が強い。気温が20℃を超えるくらいまで上がった。
 昨日のことだが庭にある棕櫚の木が何ものかにむしられた形跡があった。2階の軒下まで届く高さの棕櫚で、この春植木屋さんに伐採してもらうかどうか迷った木である。6年ほど前まで棕櫚にからまっていた蔦〈アイビー〉の頑丈な根が幹に残っている。その根をはがし、棕櫚の皮をむしり取ったようだ。多分、カラスかハクビシンが巣作りの材料に持って行ったと思われる。乱暴な仕事ぶりにぞっとする。蔦の根が地面に散乱しているので、掃除をした。
 メダカの餌やりと、この掃除と写真撮影以外は外に出ないで、一日を過ごした。読み進めている『現代秀歌』という本を休み休み読んだ。昨日図書館で借りてきて、一読して難しいと感じた歌集があるが、この本の著者によると「難解であると言われ続けてきた」歌人のようだ。山中千恵子さんという歌人である。ひとつひとつの言葉の意味はわかっても、31文字の連なりからイメージが像を結ばない、つまりわからないのである。


むしられた棕櫚の木
上の方の幹に絡んだ白っぽいものが蔦の根で、下側は根がはがされ、
棕櫚の皮を引っ張ってちぎっている


色づき始めた千両の実
植えている場所によって実の数、色づき方が違う


日本水仙が葉を伸ばしている
昨年は葉は繁ったが花が一本も咲かなかった
今年は肥料を少しやったがどうだろう