短歌をいろいろ作ってみた

 陽射しはそんなに強くないが気温が上がっている。ほどよい風が心地よい。
 早朝目が覚め、庭に出たら西の空に月が出ていた。2日前は皆既月食で日本中の(?)注目を集めていたが、今は見る人もいない。満月から少し欠けたお月様は、誰にも見られなくてもあっけらからんとしている。見ていても見ていなくても月は月。
 朝方くしゃみを立て続けにして、鼻水が出てきたので風邪かな?と思った。さっそく暖かい紅茶にジャムとすりおろしショウガを入れて飲んだら、身体が温まり、鼻水が止まったのでひと安心した。
 日中はおだやかな秋の日なので、短歌を作ってみた。
 あるテレビ局の短歌番組で、「書く」と『旅行」というテーマで短歌を募集している。
 こんな感じで作ってみた。

老犬の最期をブログに書き留めき 書いたわたしは今も読めず
老犬との日々をブログに書き留めしあの日の充実今はなつかし
いろいろをそのまま書き込むブログだが日々の主役は亡き老犬なり


若い日の貧乏旅行 旅館より宿泊費を親に無心せり

最初は上のような短歌を作ったが、寂しい歌が多いような気がして、元気が出そうな歌も作ってみた
だいぶ前のイタリア旅行を詠った。

イタリアの小さな街でバスを降り生ハムほおばるアラフォーの旅
トスカーナ今宵の宿は中世の館(やかた)なりけりテラコッタ色の
トスカーナ今宵のディナーの締めには山羊のチーズ蜂蜜掛け
アレッツオの街の花屋は輝ける宝石のように目に飛び込む


 今夜は高校時代のクラス会に出かける。迷いに迷って行くことに決めた。この5〜6年、夜の外出は控えていたので腰が重い。お酒もめっきり弱くなったし。昨年5月、柴犬レオがいたとき出席した高校の同期会のメンバーとほぼ同じなので、レオを思い出し、辛いところがある。ただ、年が年なので行ける時に行くのもひとつの考え方と思った。


パインアップルセージが咲き始めた
この花は秋の一季咲きだが
春先に狂い咲きしたので、花つきがあまりよくない


駐車場の後ろに作った花壇には
百日草と千日紅が咲いている
ここはレオのお花畑と思っている