所用があり自由が丘へ

 人と会う約束があり、自由が丘に行った。1時間半ほどで用事はすみ、街をぶらぶらした。友だちがご両親に子猫を買ってあげたというペットショップがあり、外から覗くと愛らしい子犬が見えたので店内に入った。  
 友だちがこの店に来た時は柴犬がいなかったと言ったように思うが、今日は2匹の柴犬の子犬がいた。どちらも7月生まれで、一方は黒柴で片方は赤茶の豆柴だ。どちらも女の子である。豆柴のほうに近づき、腰を下ろして同じ高さの目線でしかも少し距離をおいて話しかけたが、わたしのほうを見て避けるようにケージの奥に引っ込んでしまった。こわがっているようだ。可哀そうななので深追いはしないことにした。黒柴の女の子の前には猫を抱いた女性と店員さんが腰を下ろして話し込んでいる。現在、猫を飼っているが、柴犬を家族に迎えて大丈夫だろうか、のような話かもしれないと勝手に想像した。
 黒柴はリラックスした様子でケージの中でいちばん二人に近い位置に寝っ転がり、猫のほうを時々ちらちら見ている。シャイな豆柴よりこちらのほうが好きになりそうと思った。
 お腹を出してぐっすりと眠っている子猫もいて、心の中がほんわかした。やはり、犬や猫・・・・・いや動物はいいな。人間同士だとどうもギスギスするところがある。人間様の顔を見て、ほんわかすることなど、ありえない。こどもや幼児の場合は、ほんわかすることもあるがイラッとすることも多い。
 つかのまの癒しを楽しんで、店を出た。顔つきが穏やかになっていたと思う。 

思えば昨年亡くなった柴犬レオは、仲が良いとは言えない父とわたしの間に入って、クッションのような役割を果たしてくれていた。父もわたしもレオの顔を見ると、気持ちがなだめられ(いつもとは言わないが)ぶつかり合いがおさまることもあった。動物が家族の一員でいてくれることはすばらしいこと。 




ときどき、朝の散歩で行くところに畑がある
1週間ほどの前の写真だが、冬野菜がきれいに植えられている
キャベツ、ネギ、ブロッコリー、小松菜・・・・
写真はキャベツ畑
こういう畑の風景にも癒される
畑仕事をした方に感謝



こちらは大根だと思う