朝7時半ごろ起きた。その前に4時ころ一度起き、しばらく起きていてテレビをつけて寝た後の起床だった。午前中は、千葉から月に２度やってくる八百屋さんで野菜を買った後、３月３日に愛犬を亡くした友だちから電話があった。愛犬にいつも支えられていた、わがままな飼い主に合わせてくれ、わが子に声を荒げることはあったが、愛犬にはそんなことをしたことはなく、とても穏やかで気立てのいい、ほんとうにこちらの気持ちのわかる子だった。友だちの亡くなった愛犬への思いがあふれてきて、わたしも亡くした柴犬レオへ同じような思いを持っていると話した。
電話を切った後、町内会の回覧板が回ってきたので、それを届けに床屋さんに行った。店先に一重の赤い椿の大きな鉢植えがあったので、挿し木をしたいので剪定をするとき枝をもらえないかと聞くと、挿し木をした株があるのであげるよと言われた。ありがたくいただき、家に持ち帰り、すぐ植えつけた。庭の奥、ソメイヨシノの切り株の横に、先日植えたピンク色の椿と並べるような位置に植えた。
植え付けを終え、家に入り、疲れを感じたのかまだ敷いたままの布団に横になったら、そのまま眠ってしまった。眠ろうと思って寝たわけでないので、起きたとき、あっと驚いた。眠っていたんだ、と。あまり自覚していないが疲れがたまっているのかもしれない。自分がいまどういう状態なのか自覚が乏しいところがある。突然、疲れが襲うのはそういうとき。気を付けないと。
夜はテレビでプロ野球の開幕戦を放映したので、巨人のファンだった父の遺影をテレビの前に持ってきて，一緒に見た。わたしはそれほどプロ野球が好きというわけではないが、シーズン中は欠かさずテレビで試合を見ていた父を偲びたかった。時々話かけたりしたが、ときどき他の番組に変えたりもして、あまり熱心には見なかった。でもいつもレオのことばかり考えているので、時には父のことを思い出していっしょにいる気持ちになりたかった。
ビオラを真ん中に、左右に２種類のネモフィラを植えたプランター
色とりどりのヒヤシンスも咲き始めた
頂戴した椿の木を植え付けた
日本原産の椿といえば、藪椿と雪椿しか知らないが
これも四国の原種の椿らしい
