冬が戻ってきた3月初めの日

 昨日から一転して曇り時々雨の寒い1日になった。とはいっても霜柱が立つことはなく、真冬の寒さとは違うように思える。
 振り返ると今週の日曜から金曜まで毎日外出していた。柴犬レオがいたときは、こんなことは考えられなかった。レオが起きたり、食事、トイレをする時間に合わせ、レオの世話をすましてから空いたときに外出していた。今は自分の体調が良ければ毎日でも外にでかけられる。
 今日は家でゆっくり、レオも一緒にいるような気持で過ごそうと思った。レオはいないのだが、レオもわたしが家にいることを喜んでいるようの思える。
 昨夜の夢にレオが出てきた。長い夢のほんの一部しか覚えていないが。家でわたしがレオの写真を見ながらスケッチしていると、写真のレオが動き出すという夢だ。心の底の願望なのか。それとも絵を描くことでレオが新たな命を獲得するという比喩なのだろうか。
 こんな短歌を作ってみた。

寒戻る三月一日昨年のレオを炬燵で偲び過ごす
からだ曲げあごを床につけ眠るレオ最後の時は迫りつつあり
写真のレオ突然動く夢を見た心の底の願望哀し


昨日植え付けを終わった、レオのためのお花畑
花が咲くのは4月から5月になると思うが
心配なのは後ろに植えてあるスモモの木が
芽吹いて花壇が日陰になりそうなこと


駐車場の後ろに植えたアネモネ
植えていないアネモネがあと2株ある


昨日まではつぼみだったのに
雨の朝、沈丁花が咲き始めた


駐車場の後ろに植えた実のなる梅の花もほころびはじめた
まだ寒い日は続くだろうが我が家の庭では春のスイッチがオンになった感じがする