陽春の一日、美容院に行った

 昨夜は雨音が響くほど雨脚が強かった。外に出て様子を見たくなるような音がしたが、雨に濡れるのが嫌なのでやめた。明けて朝は晴れて、庭木は水滴をつけてきらきら光っていた。立春を過ぎてから寒かった2月最後の日は気温が上がり、春真っ盛りの頃のあたたかさだ。
 午前中は駐車場の後ろに、昨日買ってきた濃いピンク色のアネモネと、ミニスイセンを植えた。ミニスイセンの横は、レモンタイムが四方に根を伸ばして伸び放題なので、短く刈り込み、根っこごと引き抜いてすっきりさせた。スイセンの横が空いたのでアネモネのポット苗を近くの花屋さんで買ってきた。さらに、昨年秋、種をまいて育てたカワラナデシコの苗と、チドリソウの苗を、スモモの木の下の花壇に植えた(ここは昨年までは小さな菜園だった)。春の陽気になると、やり残したことを早くしなさいと背中を押される感じがする。
 午後は 寒い時は伸ばし伸ばしにしていた美容院に行った。10年来、髪を切ってくれた美容師さんが3月いっぱい店をやめることを知らされた。前々から独立して自分の美容院を開業するという話を聞いていたが、やはり突然のように思えた。父母がいる頃、レオがいる時から、年に何回か通った。新しい店を始めることを祝福して、がんばってくださいと応援のことばを送ったが、この店から顔なじみの美容師さんがいなくなるのはやはり寂しい。


梅の花のつぼみがふくらんできた
大雪の日に雪の重みで折れた幹から、つぼみがついた枝を切って
花瓶に活けているが、こちらの方が少し早く咲きそうだ


昨年3月に撮った柴犬レオの写真を見て、鉛筆でスケッチ
描きながらやはり、かわいいなあとつくづく思った