今日は月に一度の歌会の日

 曇っていて、空気が冷えていて寒い。あたたかい陽射しが恋しくなるような朝だった。
 昨日は疲れが出たのか、元気がなくなり、駐車場の入口を出た所の道路わきに積み上げた雪を少しだけ削って散らしただけで、他は買い物をしたぐらいでのんびり過ごした。
 今日は明治神宮で開かれる月に一度の歌会に行く日だが、朝目が覚めた後どうしようか迷っている。また風邪をひいたような感じがある。
 一昨日は夕方から外出し、自由が丘で高校時代の友人二人と夕食を共にした。地下一階にある、雰囲気がいい韓国料理店で、チジミやもつ煮込み、ビビンバなどを注文し、まっこりというお酒を初めて飲んだ。久しぶりにたくさん話をして、楽しい時間を過ごし、また会いましょうと気分よく別れたが、夜の外出で風邪をもらったのだろうか。
 暖かい服装をして、出先であまり無理をしないように心掛けつつ、でかけようと思うが・・・・・・さて・・・・・。
 のどのいがいがはうがいでおさまり、鼻の詰りと鼻水はあたたかい朝食を食べたらなおったので、結局でかけた。
 今日の当座は「新」。歌会の講師が新しい方になった。他の先生方に比べ、かなり若い方だ。新たにこの歌会の講師を務めることになったという意味も込めての「新」だと言われた。
 参加者は短歌をひとり一首提出し、天地人の優秀作3点と佳作7点が選ばれる。選んだ歌だけでなく、作品すべての講評をして下さる。この先生はいわゆる添削をその場でして下さり、結果、格段に歌がよくなるので、生徒の立場としてはより具体的に学べるところがいい。

 提出したわたしの歌は
目に見えぬ新月から出発し再生の旅を月は繰り返す

新月から満月までを再生の旅とした。もうひとつ満月から新月への旅もあるが、これは次の再生へのステップと考える。
先生は添削はなさらなかったが、感想を述べてくださった。

 こんな歌も作った。
 寒風が頬をこする冬なれど庭木の新芽は春に向かう
 愛犬を亡くした痛手埋めるように新しいこと模索する日々
 雪柳の雪の重みにたわむ枝、新芽、花芽をびっしりつけたり


2012年4月の柴犬レオ
近くの用水路沿いの桜並木の下で撮影
桜の花びらがハイライト効果になって、春の光があふれんばかり