柴犬レオの喪中なので、お正月らしいことは何もしない、2014年の元旦。実は喪中でない時も大したことをするわけではない。年賀状は書かせていただくが。
朝、雨戸を開けると、梅の木立の向こうから朝日がさんさんと輝いていて、そのまぶしさに目を細め、レオがいた冬を思い出した。冬の朝日は年末から年の初めにかけて父親を家で介護したときも、夜中眠れないわたしを励ましてくれたし、老犬の介護に疲れたときも朝日から励ましを得た。
その朝日はまったく変わらずに輝いていて、元旦早々泣き出した。今年もたくさん泣くことにしよう。泣けるのはまだ幸せ。もっともっと苦しいときもあった。
一年のスタートからしめっぽい話をして申し訳ない。泣くだけでなく、たくさん笑う年にしよう。笑う門には(やはり)福来る、だろう。
「雨戸開け元旦の朝日あびながら昔を想い初泣きせり」
「昨年の愛犬との初散歩ブログで読んで初泣きせり」
「仏前に犬のお年玉供えて何か言ってよと語りかけたり」
新年早々、今年も何人かの知人友人の方々から年賀状をいただいた。いつまでも後ろ向きではいけないよと賀状の一枚一枚が語りかけているような気もする。
返信は寒中お見舞いをさしあげることにして、昨年の写真を見ながら、葉書の絵柄となる日本水仙の絵を描いた。
昨年末買い求めた新しいプリンターがここでも役立った。葉書大の紙に描いた絵をスキャンして、その画像をトリミングし、葉書に簡単に印刷できる。柴犬レオの写真の印刷だけでなく、いろいろと活躍してくれそうだ。レオ貯金で買ったものだから、レオ君に感謝。