冬晴れの日だが体調はいまいち、午後はでかける

 日中はそれほど寒くない晴天のおだやかな日が続いている。どこかで油断したのか、庭仕事と外出が重なり疲れがたまったのか、昨日から体調がぱっとしない。のどに違和感があるので風邪の初期症状のようにも思える。目にも疲れがでて、昨夜はTVを見るのも嫌になるほどだった。
 こういう状態だが、今日は燃えるゴミを出す日なので、朝は一時間ほど庭の掃除と、柿の木の枝を短く切って束ねるなどの作業をした。柿の枝を手でぼきぼき折りながら、柿の木に登ると枝が突然ぼきっと折れるので危ないといわれていることが実感としてわかった。特に枝の分岐点がすごくもろい。枝分かれしている枝を折ろうとすると、かなりあっさりと裂けてしまう。折れるのでなく、裂ける。おもしろいほど裂ける。もろいのを実感した。
 1時間ほどの庭仕事で疲れがでたのでその後は休んだ。午後からでかける予定があるので、それまでのんびりするつもり。
休んだため疲れがとれ、東京の近代建築スケッチ公募展を開催している早稲田奉仕園のスコットギャラリーに行く。ここで10年以上ごぶさたしている友人に会うことになっている。友人といっても10歳近くの年上の方。ギャラリーで落ち合った友人と展示された絵を見て、あれこれ話した後、ギャラリーを後にして高田の馬場駅に移動する。
 駅近くの喫茶店でコーヒーを飲んで近況について話す。友人はエベレストにトレッキングに行き、多摩川の源流を訪ねて河口から12回くらいにわけて歩き、富士登山にもトライしたそうだ。
 お店を移動し、さらに話す。入ったのはロシア料理のお店で、オーナーはシベリアに11年間抑留された後、帰国し、この店をはじめたそうだ。オードブルの盛り合わせ、ボルシチ、クリームシチューのパイ皮包み壺焼き、どれもおいしかった。わたしはなぜかロシア料理に縁がある。友だちや知人との思い出に残る食事はロシア料理が多いのである。
 今夜は友人に御馳走になった。絵を見にくださり、しかもごちそうしていただき、ありがとう。


一か月半くらい前のいけ花教室で生けた、つる梅もどきと
一か月くらい前のいけ花教室で生けたボケの枝をあわせてみた。
草花はわりとすぐ傷んでしまうが枝物は長持ちするので、
再利用する


庭の千両が色づいてきた