老犬レオの半身をシャンプーした

 おだやかな日を重ねながら、秋が深まっていく。老犬レオは、昨夜は12時前に眠りに就き、日が変わってから一度起きたがすぐ眠り、次に起きたのは早朝4時過ぎ。
 身体を横にしたまま、布団の上を移動し、起き上がろうとするがなかなか起き上がれず、何回かの試みの後、やっと起き上がった。
 わたしは時間を見て、これはトイレだなと思い、レオを外に出すと用を足した。3時台に起きたのなら、寝直すところだが、4時を過ぎていたのでそのまま起きることにした。
 レオも起きているので、早めの朝ごはんを作ってあげた。8割くらい食べた後、また家の前の道路に出てこんどは大の用を足した。足腰がしっかりしていないのでしりもちをついた。排泄物でおしりが汚れていた。
 お風呂場でお尻を洗うついでに、久しぶりにシャンプーをしようと思ったが、レオの様子がいまひとつ元気がないように見えたので、体の半身だけを洗うことにした。人間でいえば、肩甲骨から下。肩や首、頭、顔は洗わず、手足、お腹、背中、お尻、尻尾を泡だてた石けん液をつけて洗った。
 石けんをいくら使ってもほとんど泡立たず、汚れだけがタイルに流れてきた。こんなに汚れていたのか!
 あまり時間をかけたくないので、シャワーで手早くすすいだがレオにとってはかなりの負担だったようだ。
 10数枚のタオルを使って水分をとり(だが取り切れない)、タンクトップを着せた。膝にレオを載せて、タオルで拭いていると、そのまま眠ってしまったので、毛布にくるんでカーペットの上に寝かせた。
 しばらくして起きた時、ドライヤーをかけてしっかりと乾かした。
 今年の5月にシャンプーしたときは、レオは濡れた身体で、部屋から部屋へとかけまわっていた。今日はそんな元気はなかった。5か月の時が過ぎ、さらに衰えているのを強く感じた。

シャンプーした後のレオ

 昨日のことだが、大輪の花を咲かせるダリアをひと鉢、購入した。
 秋になるとここ8年くらい、何種類かのダリアが花壇や鉢で咲き、目を楽しませくれたが、今年は手入れが悪かったためか、いまのところ、ダリアが咲いていない。
 たぶん、同じ鉢に植えっぱなしにしたため根詰まりしているか、日当たりと肥料が足りないせいで咲かないのだと思う。昨年咲いたダリアが冬越しに失敗して球根が消滅してしてしまったものもある。
 そんなことがあり、秋の庭にダリアの花がほしくなった。茎を長く伸ばし、脇に伸びる枝は上の方に数本あるだけの、やたら背の高いダリアだが、はなやかな色合いの花に魅かれた。咲かないダリアの分まできれいに咲いて、レオと過ごす秋を見守ってほしい。


母の月命日なので、大きな花を一枝切って仏壇に供えた



紫芋とじゃがいものポタージュ
手羽先でスープをとって、牛乳も入れた