寝坊すけの老犬レオ

 老犬レオが今日起きたのは午後3時半ころ。 
 わたしは7時前に起きた。昨夜は深夜前からぜんぜん眠らず、歩き回っていた。こちらは寝たいが眠れない状態。時折、レオを探して抱いて隣に寝かせるが、しばらくすると起きてまた歩き出す。
 レオが部屋の外に行きたがったので、出すと玄関の土間に降りて、外に行きたいとアピール。トイレだと思い、外に出すとすぐおしっこ。レオは用を足した後もまだ外にいて歩きたいそぶりを見せたが、こちらは早く眠りたいのでレオを抱いて家へ。だがこれが裏目に出たというか・・・・・・
 レオはそのままずっと眠らず、部屋を歩き回り、ときどき部屋の隅の狭いすきまに入り込む。こんなときでもわたしは時折は眠ったのだろうか。
 次はは2時半ごろ、レオを外に出した。東の空の上の方に、月が出ていた。一昨夜は下弦の月だったが昨夜は半月から少しかけている。空のてっぺんには大きな星・・・・・・。空に穴があき、夜空の向こうの世界から光がもれてきたかのように光っている。これは金星だろうか。しばらく外を歩かせたら、疲れたのかブロック塀に寄りかかって休んだ。もう大丈夫だろうと思い、抱いて家に入れ、こんどは少したってからわたしの横で眠りについた。3時半ごろかな。4時に近かったかも。 
 深夜になると活発になるレオ。きっと、昼間は眠っているだろうなと思ったら案の定。
 午後3時過ぎになっても起きないので、声をかけたら、やっと立ち上がる気配があったが、また眠ってしまう。
 わたしは玄関の扉を開けたまま、近くの伸び過ぎた名前のわからない常緑樹を、脚立に上って剪定し始めた。背の低いザクロを含めて3本目を切り終わった頃、レオが玄関から歩いて出てきた。
 やっと起きたか、という感じで、家の前の道路にいっしょに歩いて行ったのである。それからは外に1時間半ぐらいいたが、ほとんどが家の前の道路と駐車場で、後半、調子が出てきたので、近くの用水路にかかる橋まで歩いた。
 レオが眠っている間、お昼ごろまで数時間いっしょに眠った。久しぶりの昼寝だったが眠いというより、体が重くて動かないという自覚症状だった。疲れがたまったのかもしれない。
  
 今日初めての散歩後、レオは今日初めてのごはんをたくさん食べた。食欲があることが救いなり。
 夜になると元気になるのはあいかわらず。夕食後の散歩は最初は休んでいて歩かないかなと思っていたら、急に元気になり、歩き始めた。といっても歩いたのは200〜300メートルくらい。
 家に帰ってきたら、こんどは部屋の隅で、不満そうな声で泣き始めた。ああああ〜、うあああ〜。こんな泣き声だ。何を訴えているのか、わからない。パソコンを載せたちゃぶ台の下にもぐり込み、引っくり返りそうになった!
 今夜もすぐには眠りそうにない。 


ハロウィーンのピックを飾った、鉢植え
これは一昨日の写真
秋の草花を植えた鉢がないので、夏からの鉢(インパチエンスとコリウス)に飾った