台風一過

 夜の間、強い風が吹き荒れていた。朝になり、庭はどうなってるだろうかと外に出ると、大株のガクアジサイが強風でしなり倒されていた。枝は折れていないようだが、枝があちこちに暴れ、見る影もない。
 トマトやナスは風で横に倒れていたが、これも折れていないので支柱に固定した。花壇のグラジオラスはきれいに伸びていた葉が倒され、がっかり。葉を起こし、支柱をたてた。もとから支柱を立てていたテッポウユリはほとんど被害を受けていない。やはり、背の高い植物は支柱が必要だな。
 老犬レオは今日も外に出たがったので、午前中と午後早い時間に庭に放して自由にさせた。昨日、自分で勝手に外の道路に出てしまったので、通路に大きな鉢を置いて、外に行けないようにした。こうすればずっと、レオを見ていなくても大丈夫。
 いつも行っている動物病院に電話をかけ、獣医さんと話した。処方してもらった抗てんかん剤の飲む量を減らして、1日6文の1錠を飲ませているが発作はおさまっていることを話すとちょっと驚いたようだった。「それで発作が起こらないなら、効いているのでしょう。レオ君の体重から考えると、効いているかいないかくらいの量ですね」といわれた。ただ、効いているようなのでその量でいいから、薬を止めないようにと釘をさされた。わたしはできれば薬を飲まないほうがいいと思っていたが、やはり飲み続けた方がいいかもしれないと思った。

台風が過ぎた後の空が好き。雲の形がいい

風に吹かれたガクアジサイ

傷んだ紫陽花のそばを歩く、レオ

 午後は昨日から水に漬けてアク抜きをしていた梅を梅干し用に漬け込んだ。ネットで見つけた瓶干し梅干しという方法でやってみた。ざるにひろげて梅を干すのではなく、梅を入れた瓶ごと干すのだ。用意するものは色づいてきた梅1キログラム、塩180グラム、ホワイトリカー100ccと、冷凍用保存袋。
 汚れをとり、水に漬けておいた梅をザルに開けて、キッチンペーパーで水分をとり、冷凍用保存袋に入れ、分量の塩を入れて満遍なく塩が行き渡るようにする。そこにホワイトリカーを入れて、塩や梅となじむように振って漬けこみ終了。
 水分がもれないように、保存袋を二重にして、その上に、本を4冊ほど置いて重しにする。梅酢が出たら、重しをはずして、赤シソが出回るまでそのままで待機する。3〜4日で梅酢が出るそうだから、楽しみにしていよう。
 昨年は昔ながらの漬け方をしてみたが減塩し過ぎたのか、カビがはえてしまい、破棄した。今年は無事、梅干しになってくれるだろうか。

漬けこんだ梅、この上に重しをのせる