数日前の夜、ダウンジャケットがほしいと思ったくらい寒かったが、どうもその夜の前後に風邪をひいたようだ。
老犬レオはだいぶ落ち着いてきたが、歯ぎしりを伴う発作がまったくなくなったわけではない。起こる回数が少なく、比較的軽い発作ですんでいる状態だ。今日も2回ほど発作を起こしたが、前よりは対処の仕方もわかってきたのでなんとか落ち着かせた。
午後は眠いというより、風邪でぼーっとしてしまい、レオといっしょの部屋で昼寝した。レオはわたしの横で眠るのをいやがった。思うように体を伸ばせないから。やはり、ひとり（？）で寝る方がいいみたいだ。
わたしが眠ったのは３０分くらい。風邪が治ったわけではないが、体が少し軽くなった感じがして起きた。
そんなわけで、今日は庭仕事もツツジを一本軽く剪定したくらい。あとは外に出かけることもなく、家で過ごした。レオが寝ている姿を数枚スケッチした。最初は自分のベッドの上で寝ていたが、寝がえりをうちつつ、ベッドからずり落ちて、畳の上に寝ることになった。ベッドのほうがのびのび体を伸ばせるのに、畳とベッドの間に丸まって眠るのはなんでなの？
風邪と闘う（大げさか）一日だったが、夜、友だちから久しぶりに電話をもらった。ケイタイ電話の向こうに彼女の声を聞いたとき、驚くと同時にうれしかった。聴きたい声だった。でも友だちは大変なことになっていた。心室細動という病気で救急車を呼んだ。数日入院して症状がおさまり、自宅に帰ってきたが、いろいろな薬を服用しているようだ。こういう症状が出たら、この薬を飲むみたいな処方もあるらしい。
友だちも犬を飼っていて、退院してしばらくして彼女の状態が落ち着いてから、こんどはわんこのほうがストレスで下血したそうだ。犬は飼い主の状態にすごく影響を受ける。レオもわたしが救急車で病院に行った時、その日のうちに帰ってきたが、変な泣き声を出してわたしを迎えた。思えばあの出来事もレオの今の変調の原因のひとつではないかと思っている。
友だちにはもっと頻繁にわたしからも電話をしたり、メールしたりしたい。話したり、伝えることで、いろいろなストレスが少しは解消できるかもしれない。
現代バラ’スブニール・ド・アンネフランク’が咲いた。
昨年、さし芽をして、今年の冬に植え替えたもの。
自分のベッドで眠るレオ
こんなふうにベッドからずり落ちて・・・・・
