椿の剪定をぼちぼち

 あんなにきれいだった椿はとうとう花の終わりを迎えた。毎日のように、落花の掃除をして、ゴミ袋に詰めた。落花は思いがけなく重かった。
 タケノコ芽とよばれる芽もどんどん伸びてきて、そろそろ剪定の時期だなと思い、乙女椿を一本半、剪定した。めまいの持病があり、ずっと上を向いたり、反対に急に下を向いたりすると、そのときの体調次第でめまいが起こることがある。椿の剪定はずっと上を向いていなければいけないので、あまり長い時間はできなかった。これから5月半ばくらいまで時間をかけてやろうと思った。
 老犬のレオの散歩の途中、レオより1歳と少し年上の、同じ柴犬の飼い主さんに声をかけられ、今年の2月に亡くなったと告げられた。昨年秋ころは近くの河原でよく見かけたのに・・・・・・。レオもこの数カ月、河原に行くこともなく、会う犬も限られてくる。昔、河原でよく会った同じくらいの年代の犬がいまどうしているか。いろいろな犬を思い浮かべた。レオも一カ月単位で、階段を下るように衰えている感じがある。いくら大切にしても時間が過ぎるのはとめられない。


シンビジウムの花はほぼ満開