柿の木を剪定

 昨日電話があった植木屋さんが朝8時半ころ来て、さっそく柿の木の剪定にとりかかった。昨年秋の台風で強風にあおられ、根元に地割れができたことから、頭でっかちな樹形の柿の木の上に伸びた太い幹を切ることに決めていた。下から見上げても威圧感があるし、上の方についた柿の実は取るのが無理だったので、幹や枝を剪定することで手入れがしやすくなるかもしれない。太い幹を何本か切り取り、こみあった枝を間引くことでかなりすっきりした樹形になった。真夏はこの柿の木がつくる日陰がとてもここちよいのだが、葉が茂れば同じように日陰はできるだろう。2人で2時間くらいの作業で終わった。切り落とした幹はチェンソーで短い丸太形に切ってもらった。燃えるゴミとして捨ててもいいが、乾燥させてまきとしても使える。経費節減の意味もあり、切り落とした枝や葉はすべてこちらで処理することにしているので、細かい枝を束ねる作業を同時並行で行った。
 一年に一回、植木屋さんに来てもらうたびにいつも思うのは、木の成長の速さ。びっくりするほど大量の枝や葉が切り落とされるのだ。柿の木を手始めに、2階に届く高さになった乙女椿、実のなる老木の梅を4本、2階の屋根くらいまでの高さになったキンモクセイやサンゴジュ、シュロノキなどを切ってもらった。乙女椿は満開だったが、これ以上大きくしたくないし、葉が茂り過ぎているので思い切って切ってもらった。わたしにできれば花が終わった後に剪定するのだが、ちょっと木が高過ぎる。乙女椿はぜんぶで3本剪定してもらった。
 実のなる梅の木も満開だった。剪定をしても花をすべて切り落とすわけではないので実はなると思うが、はなやかさがなくなり、気が抜けた。来年は剪定する時期を変えた方がいいかもしれないと思った。満開の花をあえて切るのは寂しい感じがした。

剪定する前の柿の木

剪定中

剪定を終えた柿の木