クリの木を剪定

 お昼過ぎからわりあいと暖かかったので庭に出て、落葉樹の剪定の続きをやった。この前、半分くらい剪定したザクロの木の残りを剪定。次にクリの木にとりかかった。まわりに月桂樹、梅の木、クチナシなどが植えてあり、あまり大きくしたくないので、「○味の園芸」1月号の’木を小さくする剪定’を参考にして、「枝を切り替えながら少しずつ小さくする」剪定を実行しようとしたが、写真入りでていねいに剪定の仕方を解説していても、実際にどう切ればいいのかがピンとこなかった。ところが、近所のマンションで、樹高が2階より少し高いくらいの落葉樹を剪定している現場を見たら、枝を切り替えながら剪定していくというやり方が実地で理解できた。やはり、実物を目の前に見るのがいちばん早く理解できる。
 というわけで、枝分かれしている太い枝をどちらを残すか、少し時間がかかったが考えながら、時には少し離れたところから木を眺めながら、ノコギリで枝を切り取った。基本的なかたちは枝が広がる樹形のイメージで、混みあっている所はかなり太い枝もばっさりカット、東西南北に伸びる枝は下のほうで枝分かれした枝を残すようにした。かなりすっきりと仕上がったがこれでも葉が茂る季節はこみあった感じになりそうだ。
 少し寒さがゆるむと、背中を押されるように、やり残した庭仕事を片付けたくなる。


剪定後のクリの木、写真に写すと肉眼で見たよりすっきりしていないのが不思議