雪の朝

朝6時半ごろ起きて窓を開けたら、外は雪景色だった。少し明るくなってから、庭に出ると、雪をかぶった木々が凍りついた雪の重さに枝をしならしていた。蕾がいっぱいついた沈丁花は根ごそぎ倒れていたので、起こして雪を取り除き、土をかぶせて植えなおした。夾竹桃の枝もしなっているし、つつじの枝も垂れている。去年の1月に雪が降った時は、父が家にいて、ベッドに寝た切りの状態だった。庭側を頭にして寝ていたので、雪が積もった庭を見ることができなかった。在宅医療で家に来ていた医師が「○○さん、雪が積もってますよ。見ましたか」と父に聞いたのを覚えている。障子を開けると庭が見える位置にベッドを置けばよかったと今は思う。

落葉樹のほうが雪に強い。常緑樹は雪の重さに枝をしなさせる。


一年草や球根を植えた花壇は雪の下


つつじの刈り込みも雪におおわれる