秋が深まるにつれ、庭の木、特に柿の木の葉の落ちる量が日増しに増えた。
柿の葉は大きく、重たい。
だいぶ前から使っている古い竹箒では掃きにくく、
玄関先などの掃除に使う短い箒では地面にへばりついた葉がなかなか取れず、掃除に時間がかかり、腰に負担がかかる。
落ち葉はこれからが本番。その前に竹箒を手に入れたいと思い、車ででかけた。
目黒区のパーシモン内にある図書館に行き、借りていた本を返し、その足でこじんまりとしたホームセンターに寄った。
竹箒など買ったことはなく、いくらするものだろうと思ったが、意外と安く６００円でおつりがくる。
そのほかに、クロッカスの球根なども買って帰った。園芸コーナーを覗くと、この季節はどうしても球根に手が伸びてしまう。
植える手間を考えると、やめたほうがいいのに・・・・・・・・つい。
竹箒は手に持った感じも、いつも使っている短い箒より頼もしく、一本の竹を芯にして竹の細い穂先がたくさん集まってできているので、
大量の落ち葉もばさりと掃き寄せてくれそうだ。
家に帰ってネットで調べてみたら、竹箒は竹の中でも孟宗竹を使うのがいいそうだ。
芯になる竹の部分に真剣を仕込んだ、仕込み竹箒というのもあるようだ。
新しい竹箒を手に入れたので、明日から落ち葉の掃除がだいぶラクになる。
庭を眺めて、ああ掃いても掃いてもきりがないがとうんざりすることもなくなりそうだ。
