毎日さほど忙しいわけではないが、週末のせいか疲れが出たので、今日は「何もしない一日」にしようと思った。だが仏壇が置いてある部屋にほこりが舞っているのを見て掃除をすることに。そうすると廊下も気になり、という具合にあちこち掃除をするはめになった。これが午前中で、午後はやはり疲れがどっと出て、わが老犬と同じ部屋で昼寝をしてしまった。１時間ほど。何もしないのは寝るのがいちばん。起きているといろいろ気になることが出てくるから。
起きてからNHKテレビで、NHKスペシャルの再放送「原爆投下 生かされなかった極秘情報」を（最後の方だけだが）見たら、ショックを受けてしまった。戦時下とはいえ、とつぜん、命と日々の営みを断ち切られた人たちの無念を思い、苦しくなった。なにも悪いことはしていないのに、あんな残虐な目に合うことがあるうるのだろうか。素朴過ぎる疑問とは思う。だがこの不条理が現実だと思いたくない気持ちが強い。
夕方からは某テレビ局で、無期懲役で服役中の受刑者を取材した特集を放映していた。これも重たい問題で、あまり触れたくない、関わりたくない問題だが、テレビや新聞などのメディアはこういう目をそらしたいような問題にも切り込む必要があると感じた。
何もしない（おだやかな）一日はこうして暮れていきました。
