2021-11-24から1日間の記事一覧

永井陽子さんの「詩線」について書き進める

秋の空に白い雲が浮かび、葉を落とし続ける落葉樹の枝のあいだからしみじみと眺めた。この風景は晩秋から冬へ季節が変わりゆくときの、うつろいそのものである。明日は少し違う風景になり、ついにはすっかり落とした木々の向こうに冬の空がきーんとひろがる…