神社と寺にお参りする

 元旦と言えどいつもと同じように5時半ごろ目覚めた。

 昨夜はテレビを見ているうちに眠ってしまい、起きたときはゆく年くる年の番組だった。テレビを消して本格的に(?)眠った。

 弟が昨夜から一階の洋室に泊まっていて、いままでにない大晦日・元旦となった。

 朝からお雑煮を作り、軽く食べて、神社へ初詣にでかけた。地元の小さな神社で、常駐の神主さんがいなく、年が変わる深夜の12時から数時間は他の神社から出張してくる神主さんがお祓いをしてくれる。

 わたしが行ったのは朝になってからなので、お札を販売する巫女さんがいるだけ。お賽銭を入れてお参りだけした。お札は氏子なので毎年、夏と暮に家まで持ってきてくれる。

 神社を後にして、次は近くの菩提寺へ。神社とお寺をはしごする元旦はいつからだろうか。ここ数年の習いであるが、老犬ももこがいた頃もそうだったような気もする。

 お寺では母の十三回忌の法要が、水害のため今年の春ごろになると住職に話した。いままでは母の命日が1月12日なので、前の年の12月に法要を行っていた。

 年々、お正月の墓参の花が質素になるが父母は許してくれるだろう。母は◯◯ちゃん、無理しなくていいよと言うだろう。

 近くの川には軽鴨のつがいが一組、白鷺と川鵜がそれぞれ一羽づついた。川の流れに沿って飛ぶ白鷺も一羽見かけた。親しんだ鳥たちが元気にしているのを見ると、とても気持ちがやわらぐ。わたしが名づけた軽鴨ルパンの姿がないのが寂しいが。

 

 みなさまにとって充実した素敵な出会いのある一年となりますようお祈りします。

 

水害のなき年をとぞ父母の墓前に手あわせ願ひたり

 

助走せる川面に水輪四つ五つ標して飛び立つ一羽の川鵜

 

街川の細き川筋白鷺は大きく羽根をひろげてとびゆく

 

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朝のテレビで見たダイアモンド富士

 

 

大晦日、午前中は落ち葉の掃除を

 今年の五月から始まった令和元年も、今日で終わりを迎える。 

 いろいろと困難なことがあったが、こうして大晦日を無事に迎えることができたのはよかった。予想ができないさまざまなことに遭遇するのが生きていることだと思うしかない。

 あまり遭遇したくないことはできればないほうがいいのだが・・・・・・。

 気温が上がり、上着なしでも外で過ごせる。こんな日は庭に出てみたくなる。」

 しばらく見て見ぬふりをしてきた庭や駐車場に吹き寄せられている落葉を、午前中、掃き寄せた。落葉はゴミ袋に集めて、ツツジの植込みや柿の木の近くに掘った穴に放りこんだ。 

 庭に出ているついでに、ギボウシ芍薬などの宿根草の地上部の枯れた茎を根元近くから切って、これもゴミ袋に入れた。芍薬の根元にはもう赤い芽がのぞいている。土があり、水があり、陽の光、空気がある限り、命を絶えず循環させていく植物のたくましさに触れて、できるかぎりこの庭で咲けるようにしていきたいと思った。

 昼食後は玄関まわりの掃除。いちばん最後になってしまった。浸水で玄関に置いていた収納用の棚を二つ捨てたので、剪定鋏や軍手などの庭仕事に必要なものを入れるところがなくなり、おさまりきれない。空の段ボール箱にとりあえず入れ、来年、下駄箱のなかに何とか工夫しておさめるようにしたい。

 さらに自室にある天袋を開けてなかのものを少しだけ整理した。写真を中心にいつか整理しなければいけないものがたくさん納まっているが、これは時間をかけて整理したい。

 

今年は年明け早々、はてなダイアリーからはてなブログに移行して、いつまで続けられるかと思ったが、前と同じように更新を続けることができた。

五月には元号が変わり、10月には台風19号による浸水があり、12月の末には接触事故をおこしてしまった。

 浸水も事故の加害者になることも大人になってからはじめての経験で、生きている限り初めての経験はいつでも起こりうるとつくづく思った。

 このささやかなブログに訪れてくださる方々。みなさまを支えに、今年も続けることができました。ありがとうございます。自分のブログだけでせいいっぱいで、みなさまのブログを訪れることが少ない一年でした。

 どうぞ、よいお年を。

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玄関を掃除した後、庭から切ってきてささやかなお正月の花を活けてみた、乙女椿と薔薇二種、八つ手の葉、千両


 

紅梅と蝋梅のつぼみ

午前中、車で駅前の病院まで行き、事故の被害者が受診したときわたしが支払った費用の払い戻しを受けた。保険会社が代わりに支払うとのことだ。

 車を駐車場に停めて、いくつかの買い物をして帰った。

 お昼前に人参とゴボウ、こんにゃく、鶏肉で煮物をつくった。お節料理ではなく、ふつうの煮物。三が日を迎える前に食べてしまうかも。

 夕方近くになり、庭に出て、まだ植えてなかったヒヤシンスとチューリップ、水仙の球根を植えた。ヒヤシンスはレモンバーベナを植えた大きなコンテナに埋め込んだ。他に黄色のプリムラ、青い小花が愛らしい忘れな草、ピンク色の花の矢車菊も寄せ植えした。

 チューリップと水仙は、スモモの木の下の花壇に埋め込んだ。花が咲くかどうかわからない小さな球根ばかり。咲いても小さな花が咲くだろう。

 冬枯れのさびしい庭だが、椿や薔薇の花がちらほら咲いている。

 盆栽の紅梅には赤くて小さなつぼみがたくさんついている。桃の木の近くに植えられた蝋梅には黄色のつやのあるつぼみがまあまあの数ついている。

 1月から2月にかけて咲く花たちがひそかに用意しているつぼみを見ると、胸がぽっと明るくなるようだ。

 

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盆栽の紅梅、蕾の先が紅いものがある

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蝋梅のつぼみ

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昨日は近所の方の通夜に行った

 昨日は午前中、車で駅前のスーパーマーケットに買い物に行った。お正月用の食べ物を中心に買ったが、買った量に比して金額が高く、少し驚いた。

 昼食後は家でのんびりし、夕方になり、近所の方の通夜にでかけた。

 三日前の26日、交通事故の被害者の診察に付き添った後、車で家に帰ってくると、お向かいのご主人が話しかけてきた。その方もわたしも親しくしていた方が24日に亡くなり、28日・29日と通夜・葬儀がおこなわれると。掲示板に告知が張り出されてるとのことなので、後で見に行った。

 通夜は目黒駅近くのお寺でおこなわれた。近所の人がもっと来るかと思ったが、わたしが会場に着いた時はひとりもいなかった。遺族と親族、その方の会社関係の人がほとんどだ。気おくれして、心細くなり、このまま帰りたいと思ったほどだが何とか踏みとどまった。時間ぎりぎりに来た方がよかったと思った。

 通夜がはじまる時間の少し前にやっと、お向かいのご夫婦が来た。近所から通夜に来た人はわたしをふくめて3人だけなのだろうか。

 お焼香をすませ、別室でお向かいのご夫婦と談笑しながら軽く飲食をした。わたしたちの他は全員、会社関係の人で話がはずんでいる、葬儀は旧交をあたためるいい機会なのかもしれない。故人もご自分の葬儀を通して、昔の職場の仲間が集まり、ひとときを楽しむことを喜んでいるようにも思える。

 

  昨日、ブログを書きかけたが、通夜から帰宅し疲れてしまい、続きが書けなかった。その書きかけのブログは故人との生前の交流に触れているのでアップロードすることに。 

12月28日(土曜)に書きかけたブログ

「引き続き、強い北風が吹いて寒い。

昨日、川べりにある町会の掲示板に近所の方が24日に亡くなり、通夜と葬儀の日程が張り出されていた。

 わが家の梅の木になる青梅の収穫をいつも手伝ってくれた人だ。2012年から2018年まで。2016年はあまり梅が生らなかったのでわたしひとりで採り、今年はその方の体調が悪くやはりわたしだけで採った。

 また、年に数回はご自宅にお邪魔してお酒や料理をごちそうになった。

 今年も8月に誘われたがあいにく歌会の日だったのでことわったが、あれが最後になってしまった。」

 

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今朝気づいたのだが、日本水仙がひとつ咲いていた

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庭の乙女椿も少しづつ花開いてきた




 

事故をおこしてしまった

朝方は風がなかったがいつからか北風が強くななった。

今朝は早めに起きて駅前の病院に行き、診察券を出して一番の予約カードを受け取った。自分のためでなく、事故の被害者のためである。

 相手方がいることなので詳しいことは書けないが、昨夕、車の事故を起こしてしまい、被害者を病院に連れて行ったり、警察の現場検分を受けたりした。

 今日は二度目の検診だが痛みもかるくなり、おおごとにはならなかった。

 昨日の事故は電気屋に掃除機と電気ケトルを買いに行った帰り。大掃除どころか掃除機がないのに(浸水してしまい前のは捨てた)気づき、車で行った。

 さきほども書いたが詳しいことは書けないのでこれ以上は触れない。

 病院の診察が始まるのを待つ間、近くのカフェに入った。この店に入るのはいつもわたしに何かあったとき。幸せで気分がはずむとき、ふつうの気分のときは入ったことがない。こんど、ふつうの気分のときにこの店に入りたいが、多分、ここに入った過去のいろいろあったときのことを思い出すので、さけてしまうのだろう。

 何かいいことがあったら、この店にあえて入って、今までの蓄積を一掃してみたい気持ちもある。

 

自動ドア開けば広場に砂粒食む鳩ら羽ばたき空へと消へる

 

アンダンテやや早めに歩く朝の街行き交ふ人をカフェより眺む

 

トイレにも軽やかな曲付き添へり朝の街角カフェに入れば

 

 

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きれいすぎて寂しくなるような冬の空

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北風が寄せたさざ波

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午前中、大工さんが来た

 今日も8時半ごろから大工さんがふたりやってきた。

廊下の床材を張る作業は昨日の夕方までかけて終わり、今日は取り外した扉を元に戻すなどをした。

 外した扉は2つだが、どちらも立てつけが悪くなり、きちんと閉めることができなかった。扉の上のほうを削り、スムーズに開け閉めができるように直してくれた。廊下の奥にある収納の扉は、作業中ほこりがはいるので床を張り返る前に直してくれた。

 さらにわたしの部屋のドアと弟の部屋のドア、弟の部屋の収納の扉もきちんと閉められない状態だったので、こちらも直してくれた。

 収納の扉は水害前はスムーズだったので、水につかったことが影響しているにちがいない。

 廊下の扉の一方は10年近く前から閉めることができず、もう一方は3年前から閉められなくなった。弟の部屋のドアは10年近く前、わたしの部屋のドアは3年前からの不具合だ。

 きちんと閉められないのを気にしていたが、これが解消されてほっとした。水害がきっかけなので悪い面だけではなく、いい方に変わることもあるがやはり、災害は嫌である。

 

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広めの廊下から狭くなるところに扉があり、きちんと閉まるように直して元にしてくれたしてくれた

  写真のいちばん奥に収納できるところがあり、こちらの扉も直してくれた

特別支援学校でハモニカのライブ

床の張替え工事2日目。

朝8時半ごろ、大工さん一人が来て作業をはじめた。もうひとりは必要な部材を作ってから来ると言う。床と壁の接点のところに使うものだ。

 午前10時過ぎから大工さんがふたりで作業をすすめる。

 10時半ごろ来客があり、小一時間、弟の部屋を借りてしばらく話した。居間は施工の音がうるさくて話しができないから。

 11時過ぎにお客さんが帰り、すぐ特別支援学校に行った。

 校内のカフェで、知人のひとりがハーモニカのライブをおこなう。10分くらい遅れたのでライブは途中だった。お姉さんに知人が中学生の時,銀座の河合楽器で買ってもらったハモニカを今も使っている。

 カフェ内は生徒さんといつもここに来る知人たちでいっぱい。わたしは端のほうに新しい椅子を先生に持ってきてもらい座った。

 最後はクリスマスソングを3曲続けた。いっしょに歌う人もいた。わたしもわかる歌は歌った。

 アンコールは3曲ほど。「瀬戸の花嫁」やビートルズの「オブラディ・オブラダ」など。

 ライブの最後は生徒さんたちのやさしい心で次の日本を背負ってほしいと知人が締めくくった。その後、校長先生がお礼を述べ、生徒さんたちが起立し、「ありがとうございます」と声をそろえた。

 家に帰り、午後は施工の音がいくらか聞こえない自分の部屋にこもった。肉屋さんに買い物に行く途中、同じように床上浸水となった家の奥さんを見かけたので声をかけた。家に上がって、修理がほぼ終わった部屋を見せてもらった。

 奥さんもわたしの家を見たいというので肉屋さんの帰りに寄り、いっしょにわが家に行き家に上がってもらった。現在、修理中の廊下や修理が終わったわたしの部屋、居間、和室の8畳間、これから工事をする予定の台所を見てもらった。

 台所はひどい有様で、修理した方がいいと奥さんも認めた。

 お互いに被災者同士、情報や意見を交換するのもけっこう支えになるし、大切なことだ。

 午後からは武蔵小杉の歌会があったが、大工さんが家に来ているのでお休みとした。1~2時間なら作業中も出かけることがあるが、4~5時間の外出は無理と思った。

 

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修理前の廊下

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はがれている

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床材をはがす作業

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下板を張る作業は今日行った、床材をはがしたのは昨日

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仕上げの床材をほぼ貼り終えた