移り変わる花たち

 庭の花の写真を撮ってあらためて見ると季節の移り変わりを感じた。春から初夏へ、地球の公転はとまらない。
 午前中は近くの特別支援学校に行き、いつものように珈琲を楽しんだ。顔馴染みのお客と他愛のない話も楽しんだ。校内の菜園で採れたスナップエンドウと絹さや、ブロッコリーを買った。
 曇り空で天気が下り坂であることを肌で感じる。水滴が空気に含まれているような肌触り。
 行きたい美術展があり、ホームページで確かめたら火曜が定休日であることがわかった。よかった。確かめないで行ったらがっかりする。
 美術展に行く代わりに家で絵を描いた。一枚は花壇の都わすれをスケッチ。もう一枚はさきほど買ってきたスナップエンドウを描いた。都わすれは庭に出て鉛筆でスケッチしていたら身体が冷えてきたので彩色は別の日にすることにした。スナップエンドウは居間の炬燵の上に並べて描いた。夕食後まで描き続けたので写真はまだ撮っていない。絵を描く分だけ残し、夕食にスナップエンドウを茹でて食べた。やわらかく甘みがあっておいしい。