千日紅の絵を仕上げる

 雲が多く、午前中は日が射す時間もあったが午後から雨が降り始めた。予報より少し早い雨の降り出しだった。
 ときどき薄日がさす午前中、駐車場の後ろに作った花壇の前に座って、千日紅の絵を描いた。三日前に鉛筆スケッチをして、昨日は午後遅く彩色にとりかかったが、家の前の道路を友人が自転車で通りかかり、話し始めて中断した。数日雨の日が続くようなので、絵を描き上げるのは今日しかないと思った。
 思い通りの絵にはならなかったが、これはこれでよしとしたい。花がまだ元気なうちは絵を描くことができる。時間があれば描いてみたい。
 午前中は絵を描くだけでなく、お隣との境に父が植えた雑木を剪定した。ネズミモチや正木などだ。木槿の木も一本、枝を短く切り詰めた。冬に向けて庭仕事がいろいろあるので、少しづつ進めていこう。
 雨が降り始めてから車で近くのホームセンターまで行った。買いたいもののひとつがあいにく品切れで、最初に声をかけた店員さんの応対が不愛想なこともあり、ストレスで顔が痒くなった。二度目に聞いた店員さんは在庫を調べ、いつ頃商品が届くかも調べてていねいに応えてくれたので何とか気を取り直すことができ、園芸用の培養土とパンジーの花苗、ヒヤシンスの球根だけを買って帰った。
 車の中ではたと気づいたことがある。在庫があるかどうかわからない店にわざわざ買いに行くことはない。いつも利用しているネット通販を使えばいいではないか。家に帰り、ネットで調べるとほしいものがかなり割安な価格で販売していて、しかも送料は無料だったのでさっそく注文した。