早朝は厚い雲が空をおおっていたが青空が少しだけのぞいていた。まだ雨が降る前に、長い枝を伸ばし放題の桑の木を剪定した。お隣の家の敷地へ長い枝が何本も伸び、何か言われそうな気もした。
桑の木の切った枝をさらに短くして束ね、数日前に切ったスモモの枝も同様にした。泥だらけの手になって家に戻り、ひと休み。ほどなく雨が降り始めた。
雨はお昼前には止んだ。午後は長い間借りたままになっている本を返しに、車で図書館まで足を運んだ。予約が入っていない本3冊をまた借り直した。
家に帰り、テレビをつけると、マスコミの自由な報道を封じようとする発言をした面々について取り上げていた。百田氏は自分の本心を語ったのだろう、冗談ではなく。同じ発言を繰り返す政権政党の議員にもあきれ果てるが、本音をわかりやすく披露するという点で政治家としては小粒かも。
老犬ももこがパソコンに向かうわたしのほうを見て、散歩はまだなの?と言っているようだ。そろそろ連れていこう。
ももこの夕方の散歩はいつもより長めだった。途中、柴犬レオの友だち犬〈柴犬の女の子)に会った。この9月で15歳になるというわんこは、耳が不自由になり、目も片方が見えないという。彼女は多摩川の河原を駆け回っていた姿を思い出す。その頃はレオも同じように駆け回っていた。
木槿の花が少し前から咲いている