梅の実が大きくなってきた

 梅雨の晴れ間が続く。老犬レオは少しずつ衰えていく。外に出したとき、少し前は調子のいいときは寄りかかるものがないところでもくるく回りながらも歩いていたが、最近はブロック塀やわたしのからだなど支えががないと立っていることが難しい。
 おしっこをしたいときは、寄りかかっている所から離れようとするが、倒れてしまい、今朝は駐車場でその状態でおしっこをした。
 昨日と今日で、3回くらい、庭に面した部屋から庭へ落下した。網戸がはずれたり、鍵のかかっていないアルミサッシがレオの体重で動いて開いてしまったことが原因だ。暑くなると鍵をかけないことが多いし、網戸にしておくことも多い。試しにガムテープで網戸を固定した。これで落ちないといいのだが。鍵を開けておいても戸が動かないよう固定する金具があるので、それを一か所に付けているが、あと数個買ってこないといけないみたいだ。
 庭でいちばん大きな古木の梅の木は、木の株元から見上げるとそれほど実が熟していなく青梅だが、少し離れた道路から見たら木の上のほうの梅が赤く色づいているのに驚いた。大粒の梅が赤くなっている。
 そろそろ収穫の時期かと思い、昨年も梅の収穫を手伝ってくれた斜めお向かいのご主人に声をかけた。いっしょに梅の状態を確認し、雨が降らない今週がいいだろうということになった。助っ人の友人に電話してくれて都合を聞き、今週の土曜日に梅の収穫をすることにした。
 少し年上の仕事を引退したおじさん三人が手伝ってくれて、今年も梅が収穫できる。肩の荷をひとつ下ろした気持ちになった。

 柴犬レオを介護していていつも思うのは言葉が話せない不自由さ。今朝は7時ころ起きたレオをすぐ駐車場に出したら、おしっこをした。家に戻るとほとんどすぐまた眠ってしまった。
 次に起きたのはお昼頃でわたしがお昼ご飯を食べようかという時間。レオの朝ごはんは作って置いてあったので、さっそく食べさせた。いつもに比べ食いつきが悪いが8割くらいは食べただろうか。食べてすぐ、歯ぎしりをし始めた。いや、食べる前にも歯ぎしりをしていたが食べ始めるとおさまったのだ。歯ぎしりをするときは、おしっこをしたいときが多いので外に出すとすぐさまおしっことうんちをした。
 これを見て、レオはトイレに行きたかったのに、我慢してごはんを食べたことがわかった。食い付きが悪いと感じたのはこのためだった。
 朝ごはんをじゅうぶんに食べなかったため、夜になるとレオは空腹だったのだろう。変な声で泣き、様子がおかしくなった。レオの分とわたしの分を同時並行で作り、レオに先に食べさせると今度はすいすい食べてくれた。
 ことばが話せれば、食事よりトイレに行きたいとか言うだろう。いや、眠りから覚めたらまずトイレと考えるのがふつうか。わたしはなんとか早く食事をさせたいという気持ちがあるので、レオがどうなのか考えるよゆうがなかったともいえる。反省。


テッポウユリがひとつだけ咲いた
やはりユリの花は存在感がある
花壇はぱあーっと華やぐ


鉢植えの斑入り葉アヤメ
こちらもユリと同じくらいすてき