柴犬の硝子の置物を描いてみた

 冬の空が晴れ渡り、空気は冷たく陽射しはあたたかい。
 いつものように近くの特別支援学校に足を運び、校内のカフェで珈琲を楽しんだ。友だちや顔なじみの男性、初老の夫婦もやってきて話がはずんだ。校門脇の売店にはさまざまな冬野菜が並んだ。葉付き大根と葉付きの蕪、夏野菜の残りだが獅子唐も買った。他に里芋、さつまいも、小松菜、味見菜などがあった。
 お昼ごはんは獅子唐と玉葱、茹でて冷凍した大根の葉、トマトとベーコンをオリーブいオイルで炒めたパスタソースを作った。大蒜のみじん切り,缶詰のツナも入れた。パスタは全粒粉で作ったものを使う。お蕎麦のように色合いで食感もお蕎麦に似ている。
 来年の年賀状の準備をしたいのだがなかなか進まない。いつも年賀状用に絵を描くか、前もって描いてあった絵をスキャンして画像にし、その画像を葉書サイズにレイアウトして文字を入れ、年賀はがきに印刷する。その絵をどうしようか毎年頭を悩ませる。悩ませても大したことにはならないがそれでも悩む。
 来年は戌年だから犬の絵にしようか。最近は花の絵が多いから今年もそうしようか。
 試しに友だちからもらったガラスの柴犬の置物を描いてみた。硝子の犬を描くのはかなり難しい。硝子の質感を表現しようとせずに興のままに描いた。


 冬の空冬の雲 家いえの窓の白きスクリーンに切りとられて

 (黄色の羽毛を持つ鳥はキセキレイ、ほっそりとして尾が長めで飛び方に特徴がある)

 銀杏黄葉よりみづみづし黄色の羽毛もつ鳥水辺をつがひで飛びかふ