それぞれの春

 昨夜は雨が降っていた。

 よく眠れなくて4時ころまで目を覚ましていたが、金曜日は燃えるゴミを出す日だと気づき、4時過ぎにゴミ出しをした。雨が降っているので傘をさしてゴミ集積場に急いだ。

 ゴミ出しをして安心したためかすぐ眠りにつき、起きたのは9時過ぎ。この時間に起きたら、とっくにゴミは回収されている。

 眠れなかった理由は大谷翔平選手の突然の結婚発表もあるかもしれない。二階の住人がたてる物音と得体の知れない音にも悩まされた。友だちに昨日電話をして、出なかったがコールバックはなく、わたしもさらにラインや電話で連絡を試みることがなかった。こんな心の状態も不眠の一因かもしれない。

 テレビをつけると大谷翔平選手のかこみ取材の場面が流れている。大谷選手はややいらついているようだ。記者たちの取材攻勢を「うるさい」ということばで二回ほど言い表していた。大谷選手としては珍しいほうではないか。こういうぞんざいなことばで本音を言うのは。ほんとうはかこみ取材も設けたくなかったようだ。

 大谷選手には野球に集中していただきたいので、いらつきながらも取材を受けてくれてありがとう。お疲れ様でした。

 お相手の日本人女性がどんな方なのかいずれはわかるだろう。

 昨日電話したが連絡が取れなかった友だちに午前中、もう一度電話をした。8回くらい呼び出して出ないので、ラインで用件を伝えようとしていると、コールバックがあった。ラインでは伝えにくい内容なので電話があってうれしかった。しばらく話して用件を終えることができた。電話で話すのはやはり大切なことだと思う。あるていど時間を取って、伝え合うのはコミュニケーションの基本ではないか。用件だけラインで伝えてそれでOKという場面ももちろんあるけれど。

 やや睡眠不足だが庭に出て。庭木を剪定した。

 というのは庭の一角に十何年も植えっぱなしのクロッカスの群れが3つあるが、ひとつは花が咲いているが、あとふたつはほとんどつぼみをつけないのだ。

 その原因が、伸びすぎた金柑の木の枝で日かげになっていることだと気づいた。

 思い切ってばさばさと金柑の枝を切った。細めの葉植木ばさみで、太めのものはノコギリで。やっと、クロッカスの葉っぱに日が当たるようになったが、今年の花には間に合わないだろう。

 花をつけないクロッカスを見ると寂しい気持ちになる。いつも当たり前のように咲いていた。それはわたしが秋か金柑の枝を切ってきたからだ。なにかをしなくなるとそのしわ寄せが弱いもの、小さいものに及ぶのである。庭の一角に15センチ×20センチほどの場所を占めているクロッカス。ことしは日があたらず花をつけることができなかった。わたしのせいで。

 金柑の剪定を終えると、木槿の枝も切らないと、と思った。小さめの木を5~6本ほど切った。山吹の枝も伸び放題で、気になったので切った。こちらは花を咲かせるためには切らないほうがいいのだけれど。

 午後は布団を敷いて横になった。眠ることなく、体と心を休めた。さきほどの友だちとの関りがどこかうまくいかなくて、悩んでいる。別に相手にいらついたりするわけではないが、どこかで腰が引けるところがあるというか、、、。この人は友だちであると思えないところがあるのかもしれない。

 

花をつけているクロッカス

葉っぱはぎっしりだが花は小さいのがひとつ咲いている。日当たりだけでなく、球根が密集しすぎて花が咲かなくなったのかもしれない