冷たい風の日、武蔵小杉の歌会へ

 朝の冷え込みはそれほど強くなかったが、日中は冷たい風が強く吹いた、

 午前中はエアコンをつけた居間の掘り炬燵に入って、午後からの歌会の準備をした。   なんとなく短歌を詠んでも調子が出ない日が新年になつて続いていたが、今日はやや手応えがあった。

 早めの昼食を食べて早めに家を出た、

 武蔵小杉駅前で少し買い物をした、この街に住む友だちからバーゲンセールの真っ最中と聞いて見てみたくなり、買ってしまったのである。

 歌会はひとり欠席して、6人で行った。

 ときに意見の対立を含みながら。総じて和やかに歌会は進んだ。

 わなしが出した短歌でいえば、実際に感じたことを自分以外の他人にわかるように伝えるのは想像以上に難しいと感じた。わかるはずがないと思ったことがすんなり伝わり、なんでわかってくれないのと思うことが伝わらない。

 歌会のあと、三人で武蔵小杉のいままで入ったことのない店にはいった。わたしが入りたいと言って入った店だ。

 広い店内にはいくつもの店が入っていて、ぐるりと壁際に店が並んでいる。客は気に入った店で注文し、中央に作られた席に座る。

珈琲は自分で持ってきて、料理は出来上がると端末が知らせてくれる。

 なかまのひとりは韓国のラーメンを、わたしは石焼きビビンバをたのんだ。

 まあまあの味。

 短歌のことより昔話をした。仲間の健康状態の話も。

 今日の歌会の仲間のひとりがめまいがするが今年最初なので、出席したといつていたが、みんな高齢なのでからだの健康をいつまで保てるか。難しいところがある。 

 みなさんが元気でもちろんわたしも元気で、長く短歌を楽しみたいものである。