新年二日目も家でのんびり

 昨日は風のない冬晴れで、気持ちのいい元旦だった。

 午前中、ポストから年賀状をとりだし、弟の分をよりわけて手渡した。お昼前に近くの八幡神社にお参りに行った。古いお札をお焚き上げしてもらうために持って行った。お御籤は地味に末吉だった。

 神社をあとにしてこれも近くの菩提寺に足を運んだ。昨年末、お墓詣りをしてお花を供えてある。花立の水を替えてお線香をあげた。年末よりはお墓の花が多くなり、墓地にも新年らしい華やぎが漂う。冬なので花が少ない寺庭に、ひとつだけ濃い桃色の花を咲かせる木があった。早咲きの桜だろうか。 

 元旦は年賀状と神社、お寺へのお参りといういつも通りの一日だった。

 

 今日の新年二日目は最近では珍しく5時少し過ぎに目が覚めた。そのまま起きていて、6時25分からのテレビ体操をひさしぶりにやった。昨年は、夏ごろから体調を崩し、同時に生活のリズムも崩れて、朝早く起きれる日が少なかった。思い返せば心身も生活もどこか不調を抱えつつ、よくやってきたと思う。浜松から来た友だちと会ったり、友だちとお酒を飲みに行く日もあったし、国会図書館にはよく通った。美術館はもっと行きたかったが、これは仕方がないだろう。

 年が明けたからといってすべて心身の不調が消えたわけではない。ゆっくりとでもいいから、健やかな心身を取り戻せればと思っている。もしかしたら今の不調はわたしにとっての日常になりそうな予感もある。ときどき、すごく心身の調子がいいときがあるくらいで、ちょうどいいのかもしれない。

 お昼前に散歩に出て、40分ほど歩いた。馬坂と言う名前の細い坂道を上り、国分寺崖線の上に行った。

 

馬坂の途中から枝分かれしている坂、はるか向こうに二子玉川の高層ビルが見える

散歩の途中、川の上へ枝を張るようにしてレモンの木があり、たわわに実をつけていた

 

 生きるのが大変になりそうな予感もある1年だが、自分の気持ちをていねいに確かめつつ、自分に嘘をつかず誠実に生きていきたい。どうしてもやりたくないことはやらないように。どうしてもやりたいことはやるように。

 みなさまにとっておだやかでいい一年となりますようお祈りします。