スモモのジャムをつくる

 梅雨明けは気象庁から発表されていないが、まるで土用のころのような晴天が続く。

 ふつう、土用のころは7月下旬ころだから一か月前倒しの本格的な夏みたいな感じ。このまま同じ調子でずっと続くとは思えないがなんか異常なことが起きているという思いがある。

 わたし自身の生活はいつも通りに戻った日曜日となり、NHK短歌は途中から見てテレビ体操をして、俳句を見た。

 日中は暑くて外に出たくない気分。昨日、国会図書館に行った疲れが残っている。午前中は冷房の効いた部屋でごろごろした。

 お昼前から台所に立ち、昨日、大きめの鍋に仕込んでおいた、すももの実を種ごとつぶしたもの(グラニュー糖を入れてある)を火にかけた。

 途中、昼食の時間になったのでスモモの入った鍋の火をとめてソーメンをゆでた。トマトやキュウリ、缶詰のツナなどをゆでたソーメンの上にのせて、ネギやすりごまをふりかけ、めんつゆをかけて食べた。簡単に作れて、栄養のバランスもあり、おいしい昼食として最近よく作る。紫蘇の葉や茗荷を薬味にしてもよい。

 食べ終えて、またスモモの鍋を火にかけ、煮詰めた。スモモの実も皮も種子も全部入っているが、皮は煮溶けて、種子だけが残る。種子のまわりの果肉が煮溶けたころ、種子を取りだした。さらに少し煮詰めて出来上がりである。

 

小さめの瓶、3つ分できた

日に透かすとこんな色

 一昨日メールでやりとりして、今日2時ころ友だちから電話があった。相手の家電話からわたしのスマホに電話がかかったのだが、話すとどこかで声が聞こえる、テレビでもつけているのかと思ったが、よく聞くと自分の声がワンテンポ遅れてエコーのように響いている。聞きにくいので、そのことを話して、わたしのスマホから相手の携帯に電話をかけ直した。こちらの方が相手の声がすごく近くに聞こえ、エコーもしばらくなくなったが途中からエコーが響くようになった。だがさきほどよりはましなのでそのまま話し続けた。あわせて1時間40分ほど話した。

 友だちの最近の悩みを聞いたが、こちらも最近頭を悩ましていることを話した。つまりは相手は相手と思い、やり過ごすしかないんじゃない、ということになった。でも、わたしが大切にして精進しているのに、そういうことをするのはどうだろうねとわたしの気持ちも理解してくれたのがうれしかった。

 何か悩み事を相談されたら、相手の気持ちをまず理解し共感することが大切だなと思った。こうしたほうがいいという具体的なアドバイスより、相手の立場、気持ちへの共感が何よりも大事だ。話した人は理解し、共感してくれることで、もつれた自分のこころを解きほぐす力を得る。その後で具体的なアドバイスが効いてくる。

 

アガパンサス

チドリソウ