キャンセルされた午後会う約束

 朝方は曇りで厚い雲が空をおおっていた。厚い雲がとれはじめたのはお昼近くだろうか。午後からは陽ざしが出た

 午前中の早い時間に、今日の午後会う約束をしていた友だちからラインがあり、電話してもいいかと聞くので、いいよーと返事をして、ライン電話で話した。昨日、体調を崩してしまい、今日はどうしても会えないとのことだ。昨日、約束の確認をしたのだがその後のことだろう。大学病院に診察を受けに行ったようだ。

 友だちは3月から4月にかけていろいろな病院やクリニックの診察を受け、服用している薬の副反応による症状ではないかということになった。服用する薬の量を少しづつ減らす治療を受けていて、だいぶ症状が落ちついてきたのだが、また元に戻ってしまったのか。

気にしないで、ゆっくり心身を休めて早く治るといいねと友だちに言った。友だちは急に約束を取り消したことを気にしてるようだった。

 この友だちと昨年11月に、6年ほどの音信不通を経て再会した。また会えて仲良くできることを喜んだがわたしのこころのどこかに、友だちとの仲がいつか切れるのではないかという気持ちがある。なぜかというと、友だちは不安定なところがあって、それは6年間会わない時間を経ても変わっていない。人はそんなに変われるものではないようだ。その不安定さがたぶん・・・・・という気持ちにさせるのである。

 だがどうなるかは本当のところはわからない。

 もう一人、近所の友だちが午前中家に来ることになっていて、9時半ごろ来てくれた。家に上がってもらって、友だちがほしいと言ったアクリルたわしを目の前で編みながら作り方を教えてあげた。その編んだばかりのアクリルたわしを含めて5つのたわしをあげた。次からは自分で編んでもらえば好きな色でほしいだけ編めると思い、これで練習してみるといいよと毛糸も少しあげた。

 昼食後、外出しようと思ったがからだが重い感じがしたので家で休むことにした。

 夕方近くになり庭に出て、庭でいちばん樹高の高い乙女椿を剪定した。樹の上の方は2階のベランダから後日、剪定することにした。