午後は家で本を読む

 今日は成人の日。

 新聞とポストと届いた本を取りにいく以外は外に行かなかった。晴天がひろがり、それほど気温は下がらなかった。今年は成人式がおこなわれるところが多いようでよかった。

 午前中はパソコンに向かい、ユーチューブのセミナーを聴講した。

 昼食後、スマホにアマゾンで注文した本の配達が完了したとメッセージが入った。ポストに確かめに行くと、本が届いてさっそく読んだ。

 11日に届くとあったので一日早い配達だ。山内志朗『小さな倫理学入門』という本である。ひとつひとつ項目の文章が短く、本全体も薄くて読みやすい。まず興味が引かれる項目から読み始めた。今現在、いくつかの項目が残っているが9割がた読んだ。

 「いかなる情念も、その持ち主を苦しめるために存在し始めたのでなく、生きのびるための合理的反応として成立しました。もしそれが生き延びることと反対の効果を発揮しそうになるときには、それを制御する術を覚えなければけません。」 

 気になったところに何か所か傍線を引いたが、上の文章はそのひとつである。

「求心性を持った言説が人々にわかったような感じを与えるためにいつも求められますが、事実は遠心的で、風や煙のように、姿を捕まえにくいものだと思います。誰も風を捕まえることはできません。」

 夕食のために大根を鶏肉をことこと煮ているときに友だちからラインが来て、しばらくやりとりした。息子さんが今日成人式を迎えられたそうだ。おめでとうございます!

緊急事態宣言がでたら中止だったとのことでほんとうによかった。

 大根が煮えた頃、ラインを終えた。最後は友だちからスタンプが届き、わたしも返した。向こうはスヌーピー、わたしはスナフキンムーミンの友だち)のスタンプを。