昨日は午後から友に会い、今日は家にこもる

 今日は朝、新聞を取りに行ったり、燃えるゴミ出しに出たときしか外に行っていない。ほぼこもりっきりの1日だった。

 比べて昨日は午前中に今週再会した友だちからラインが入り、午後から会うことになった。駅前のケーキ屋の2階にある落ち着いたカフェで友だちと会い、4時間近く話した。

 ふたりともハーブティーを注文した。縦長の窓の外では、黒い小さな実がなる木にヒヨドリのつがいが来て、黒い実をあきることなくついばんでいた。ヒヨドリは大きめの鳥なので、窓のすぐ外を飛ぶ姿は見ごたえがあり、嘴に黒い実をくわえる姿も見られて楽しかった。

 ほぼ6年音信不通の間、どのように過ごしてきたか。もちろん、話しきれることではないがお互いに話した。友だちはピアノの演奏をこどものころからしていて、ショパンが生まれた国、ポーランドまで行き、1か月滞在して現地のピアニストに指導を受けた。同時期に3か月間、友だちの息子さんがアメリカに短期留学したとのことだ。

 最近、親しくしていた同性の友だち(知り合い?)とうまくいかなくなり、絶交したそうだ。どのような事情があるのかは知らないが、そのために持っているスマートフォンを変え、電話番号も変えたようだ。

 わたしも数年前から友だちや知人とのあいだにさまざまな軋轢があった。以前よりは距離をおいた友人もいる。軋轢を乗り越えかえって親しくなった人もいる。今は乗り越えたと思えてもまたなにかあるかもしれず、、、。

 電話番号を変えるほどの知人や友だちとの軋轢がおこることは想像できないが、人生何が起こるかはわからないので、起きたら起きたときのことと考えよう。

 外が暗くなるまでカフェで話して、駅の方へ友だちと歩いた。焼き芋屋さんが道路に止まっていたのを見て、友だちが買って帰るというのでわたしも付き合い、大きな焼き芋を半分にして2人で買った。 

 昨夜の夕食は駅前のスーパーマーケットで買ったお弁当と、暖かい焼き芋(べにあづま)だった。どちらもおししかった。

 

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エスニックな味付けの野菜たっぷりのお弁当と焼き芋

 家にこもりっきりの今日(金曜日)、午後は歌人、永井陽子さんについて短文を書き始めた。同人誌「詩線」10月号に掲載された永井さんの作品、短歌と短文で構成されたものについて書いた。「白描」と言うタイトル名を広辞苑で調べると、墨の線だけで描いた絵画をさすとのこと。中国の唐代に盛んに描かれ、日本では平安時代にはじまり、鎌倉時代に全盛期を迎えた。鳥獣戯画は代表的な白描の作品だ。

 インターネットで白描の源氏物語絵巻があることを知る。想像の域を出ないが永井陽子さんはもしかしたらこの絵巻物を見たことがあるのではないかと思った。この白描の絵巻物を収蔵している美術館が愛知県にあることと、永井陽子さんは愛知県瀬戸市名古屋市に住んでいたことを結び付けて考えた。

 日中はほぼ家にいたが、暗くなってから月食の月をみるため外に出た。多摩川の河原がいちばん月がよく見られる場所なので歩いて行った。月は東の空にぼうっと見える。雲がかかり気味で、くっきりとは見えないが月食の様子はわかった。ほぼ月全体に及ぶ月食だ。右側の縁だけが少し残って明るかった。

 河原をしばらく歩いてから土手に上り、住宅街に降りた。

 

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昨日会った友だちにもらったチューリップとヒヤシンスの球根を植えた鉢植え

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昨日会った友だちにもらったチューリップとヒヤシンスの球根を植えた鉢植え

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千両の実が色づいた、鳥たちに食べられないうちに伐らないと、、、