家でのんびり過ごす日曜日

 今日は家にずっといた。

 そういえばこの時間、まだ新聞を取りにいっていない。

 午前中はでかけたいところがあった。今読みたい本(雑誌をふくめ)があって、どこに行けば読めるかを調べた。ところが今すぐ読めるところがないとわかり、ややがっかりした。読みたい本は買うのがいちばん手っ取り早いが、それでも取り寄せをすれば1週間ぐらいかかり、アマゾンで在庫があっても同じくらいかかる。

 読みたい本になかなかたどりつかないとわかり、午前中は出かける元気があったようなのだがいつのまにか気力が削がれた。

 それで外にいちども出ないまま日曜日が終わったような感じがある。

 いろいろ調べていた午前中は気力があって、いつも見るサンデージャポンでジャーナリスト青木理さんのコメントに耳を傾けた。青木さんは瀬戸内寂聴さんを長時間取材したことがあり、その人柄について語った。

 サンデージャポンを見て1時間後の10時から、BSイレブンで友だちにすすめられた海外ドラマを見た。「バルタザール」という名前のドラマで同名の法医学者と女刑事が登場する。土曜日にも見た映画だ。1時間で事件が起き、解決に至るのでドラマの進行が早く、思いがけない人が犯人となる。いろいろな伏線があり、次のドラマへと興味がかきたてられる。

 お昼前に自室に掃除機をかけた。昨日、この部屋だけ掃除しなかったのできれいにしたくなったから。

 昼食後、いつものように眠くなり、掘り炬燵の布団をかけて昼寝をした。しばらく昼寝をして目覚めてから気分が不思議なほど落ち込んでいた。

 外は暗くなりかけて、明るい外に出かける機会がなくなり、こんなことがうつっぽい気分に変えたのだろうか。昼寝で見た夢も原因の一つかも。夢の中でまだ若い父母が出てきて、当然のようにわたしも若く、さらに友だちだけが現在の年齢で夢のなかにいる。

 気分を変えるためにあとで月を見ながら散歩をしようか。今夜は雲があまりなく、十三夜に近い月がきれいに眺められる。

 

 

 

 昼食後、いつものように眠くなり、掘り炬燵の布団をかけて昼寝をした。