雨の日曜日、家で短歌を作る

 朝から雨が降り続く。

 短い時間でも止んだらお墓参りに行こうと思った。お彼岸の入りが17日だったがまだ父母が眠る寺に行っていない。昨日の春分の日にも行かなかったので、父や母がどうしたのか心配しているような気になった。

 早めに目が覚め、NHK短歌、テレビ体操、NHK俳句といつもの日曜日の朝を過ごした。

 エアコンの暖房を入れた居間で図書館から借りてきた歌集を読みながら、自分の短歌を作った。

 古い短歌ノート(といっても昨年の10月ころ)を取り出し、推敲をすることもやってみた。なんてへたくそな歌を詠っていたのだろうかと思うが、では現在はうまくなっているかというとこころもとない。昨年の10月は心身ともにぼろぼろ状態で、食欲が細くなり、睡眠が不規則で体重が45キログラムを割ってしまった。そういう状態で詠んだ短歌ということを考慮しても、ひどすぎる。今は心身の健康は取り戻した。細心の注意を払って心の状態をよりよく保つために自分をコントロールするようにしている。

 いつどうなるかわからないところもあるが、底から這いあがったので少しは気持ちの強さを身に着けたのではないかと思っている。

 短歌を読んだり作るのに一息入れるため、部屋の掃除をした。雨の日なので窓を開け放つことはしないが、微細な汚れを吸い取り、すっきりした感じはある。

 

われだけのために睡蓮咲く池を秋風つれてめぐり歩きぬ

 

ヒヤシンスの重たき総序花雨に打たれ君へのおもいしづかに傾く

 

日を追ひて箒のごとき枝に咲く花桃の白ふくらみきらめく

 

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土筆が伸びていた、昨日、駅前のスーパーマーケットの駐車場で撮った写真土筆がいっぱい

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