季刊の短歌誌に送る詠草8首を考える

 新しいパソコンにも慣れてきた。今日はプリンターのドライバーをインストールして、新しいパソコンでもプリンターが使えるようにした。

 昨日は古いパソコンに保存してあったワードの文書をすべてDVDに書き込んだ。そのDVDを新しいパソコンで開いて、昨年詠んだ短歌を読み直した。

 部屋に掃除機をかけているとき、ふいにアイデアが浮かんできて、季刊の短歌誌に送る詠草8首の構成ができた。短歌のはじめのことばを「あいうえお」にして5首を作る。あとの3首はこのルールから自由になって作るという構成だ。短歌10首ならば「あいうえお」「かきくけこ」の歌で構成できたのだが今回は変則的だがしかたがない。

 このルールで昨年12月と今年の1月に詠んだ短歌から8首選んでみたが、ぴんとこない歌がいくつかある。 

 「え」から始まる歌が特に難しい。

  このルールに基づき、いい歌を詠ったら差し替えていこうと思う。差し替えて差し替えて元の原型がほとんど残らないこともある。より良い歌にあと1週間くらいかけてブラッシュアップしていきたい。

 

冬蜜柑ふたつに切りて枝にさせば鵯一羽が独占したり

 

葉を落とす槿の枝に冬蜜柑の陽ざしのやうな輪切りがふたつ

 

冬蜜柑せつせと啄む四十雀ひよどりが来てかき消えたり