歌会の見学に行った

 今日も陽射しがふりそそぎ、おだやかな秋の晴天が続く。

 庭の柿落葉や桜の落葉を集めたゴミ袋を門扉の横に置いて、近くの特別支援学校に行なっている落葉の回収に協力した。

 学校ではこの落葉を一年ほどかけて腐葉土にし、野菜や草花の栽培に使っているとのことだ。

 落ち葉の回収に協力すると、学校内の菜園で収穫した野菜と交換ができる半券がもらえる。

 午後からはJR蒲田駅近くのビルで行われる歌会の見学に行った。初めて参加する歌会で、どのような歌会なのか、武蔵小杉の歌会の仲間のひとりと待ち合わせていっしょに見学した。

 参加者はわたしたちをいれないで14人で講師の方がひとり。参加者が提出したひとり一首をプリントしたものが全員に配られる。見学のわたしたちにも配られた。

 プリントされた順番に自分の歌を自分で読み、その歌について次の短歌を詠んだ人が講評する。14番目の短歌は一番目の短歌を詠んだ人が講評することになる。それ以外の人もなにか言いたいことや聞きたいことがあれば発言ができる。

 わたしもいっしょに行った仲間も数回発言させてもらった。

 武蔵小杉の歌会に参加している人たちとは違った感性の歌人もいて、やはり刺激になる。ただ、参考になるかどうかはわからない。

 次回の歌会に参加するかどうかは今日は決めずに、しばらく時間を置くことにした。

 

根府川とふ駅より降りて眺めやるさねさし相模の海の青さよ

 

刷毛雲のかすれ具合のやさしくてさねさし相模の海に船影

 

ジョン・レノンについて書かれた愛読書いくたびの引越しに失ひき