今日も多摩川台公園まで歩く

 9月4日に国勢調査が始まってから、調査でほぼ毎日七千から八千歩歩いている。

 昨日は早朝、多摩川台公園まで歩き、その後国勢調査で歩いた。さらに近くの菩提寺にお墓参りに行き、対岸の高層ビル群が眺められる高台まで歩いたりしたので1万四千歩を超えた。

 今日は調査で歩くのは休んで家で調査した内容の整理や書き込みをした。

 午後はスマホを持って多摩川台公園の方向に歩いた。

 ブランコや滑り台が置いてある公園の広場まで長いゆるやかな階段上の道を上った。

 ベンチではなく木陰の縁石に座り、スマホで詠んだ短歌をメモして自分宛てに送った。

 四人掛けのテーブルで、白髪の上品な面立ちのお年を召した女性と、ナップサックを背中にかけたまま椅子に座っている若い男性が話していた。離れているので何を話しているのかわからないが、ときおり笑顔を見せながら途切れない会話が楽しそうに見えた。

 彼らの姿を時折見ながらライン短歌を七首詠んだ。

 日曜の公園で心から会話を楽しんでいる様子が強く印象に残った。

 わたしはこのような楽しい会話を日々の生活でかわしているだろうか。

 根本的な疑問。

 

日曜の礼拝の終わり鐘が告げ蝉鳴く公園に余韻残しつ

 

せめぎあふこころ抱えて日曜の公園の隅やすらぎを得る

 

蝉の声降りそそぎたる公園に老女と若き語らいを楽しむ

 

誘いの声にも聞こゆ橋渡る電車の音が樹々ぬけ来れば

 

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親子の軽鴨が川岸にくつろぐ、寒くなる前に子ガモがじゅうぶん大きくなりますように