父の命日の墓参り

昨夜はなんどか起きてしまい、ぐっすりと眠った感じがなかった。

それでも6時少し過ぎに目覚め、NHK短歌を途中から、NHK俳句も見た。

午前中、近くの菩提寺に墓参りに行った。

 昨日の夕方、花を手向けたので今日は墓石の掃除をした。家から持って行った雑巾を水に浸して絞り隅から隅まで拭いた。周囲に生えている小草を抜いた。最後に花立の水を替えた。

 墓地は正月の花が枯れかけているものが多いが、わが家の墓石の近くにひとつだけきれいな花を供えたばかりの墓があった。墓碑を見ると父と同じ命日だった。

 墓地を出て帰ろうとすると、早咲きの桜の花に目白が訪れ、夢中になって花から花へ蜜を吸っているのが目に入った。その桜の下を通り、裏門から帰りたかったので立ち止まり、目白を眺めていた。少したつとその目白が桜の木から離れた。同時につがいの片割れがどこからか来て、二羽になって飛び去った。

 わたしは桜の木の下を歩いて、近くのコンビニまで行き、買い物をして帰った。

 その途中、どうしているだろうかとずっと思っていた近所の友だちに会った。大きめの長方形のキャスター付きの入れものを引っ張りながら歩いていた。旅行でも行くのだろうか。旅行鞄にしてはちょっと違うかな。

 こちらから手を振りながら相手に近づき、久しぶり、どこに行くところなの?と声をかけた。

 散歩中との答え。長方形の入れものは犬二匹を入れて移動するためのもので、今は一匹しかいないがこれを使っているとのこと。ファスナーを開けると犬が出てきた。

 友だちの家も昨年10月の水害で被害にあったそうだ。半地下の部屋が一室あり、物置に使っていたがそこが水に浸かり、水深1m20センチを越えたようだ。

 しばらく立ち話をして、もう少したったらまたお茶を飲みながらいろいろ話しましょうということになった。水害にあったが前と変わらない元気そうな友だちの顔を見ることができてよかった。

 

早咲きの桜を訪れ蜜を吸ふ目白の首よ伸び縮みして

 

 

 

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菩提寺の早咲きの桜、花の色が濃いめの紅色

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わが家の盆栽の梅も満開に

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梅の花数も少しずつ多くなった