秋海棠が咲き始めた

 台風の影響だろうか。強い陽射しが出たかと思うと、雲がひろがり、突然雨が降るなど天気が不安定。

 午前中、曇っていたので夏の間伸びた梅の枝を切り、スモモの枝も切り始めた。すると強い陽射しが照り付けるようになり、まぶしくて高枝鋏が使えなくなった。しかたなく中断し、伐った枝を片付けた。   

 小一時間ほどの庭仕事でぜんしん汗をかき、着ているものをぜんぶ着替えた。

 家に入り少したつと突然雨が降り出したので、洗濯ものを取り入れた。雨がすぐ止み、そのあとは晴れたり曇ったりの繰り返しだった。

 午後は子めだかを飼っている水瓶の水をかき出し、中を洗って新しい水を入れた。子めだかは昨日から水を張っておいた洗面器に移した。

 昨日、水を替える時に傷つけてしまった子めだかは朝、小さな器のなかで浮かんでいた。紫陽花の木の横に埋め、その上に石を置いて埋めた場所がわかるようにした。

 裏庭に十数年前に植えた秋海棠。この夏はほとんど世話をすることがなかったが(いつもは夏の時期だけときどき水やりをする)、そのためかつぼみの数が少ない。

 数少ないつぼみが花開いているのに今朝気づいた。朝、雨戸を開ける時、仏間の窓から眺めた。

 少し前まで草がぼうぼうで、秋海棠はその中で埋もれるようだった。花の時季にあわせて草引きをしたが、もっと早く手入れをしたほうがよかった。

  派手さのない花だが毎年同じ時期に咲く秋海棠が好きだ。秋海棠の花を咲くといろいろな思いが湧きあがるような気がする。

 

裏庭に長月の声ひつそりと秋海棠のうす紅が咲く

 

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