今年の春、卵から孵っためだかのこどもがいる水がめは、めだかの数が多いためか、すぐ水が汚れてしまう。
濁るとなかのめだかが見えなくなるので水を替えることにした。昨日より水を汲み置いた洗面器に子めだかを全部移し、水がめの水を汲み出し、たわしで内側をきれいにした。
きれいになった水がめに水道栓からホースを引いてきて水を注いだ。一昼夜水を置いてから明日、子めだかを水がめに戻す。
子めだかのなかでも大きく育ったものは、親めだかがいるもうひとつの水がめに移したいのだがためらう気持ちがある。
というのはめだかは思ったより縄張り意識が強く、親めだかが新しく来た子めだかを攻撃するのではないかという心配がある。
試しに緋めだかのこども二匹と黑めだかのこども1匹を、親めだかがいる水がめに入れてみたが、緋めだかを執拗に追いかけてえさを食べさせないので、しかたなく元に戻した。黒めだかを追いかけ回すことはないが、あまり仲良くはないようだ。黒めだかのこどもは親めだかがいる水がめに移ってから、一度もえさを食べようとしない。水がめの底にいて、上に来なくなった。もとにもどしたほうがいいだろうか。
しほからにあきつあかねが交じり飛び葉月半ばの水辺はなやぐ